テレビ音声をワイヤレス化できるBluetoothトランスミッター「TaoTronics TT-B09 Pro」レビュー

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製品名TT-BA09 Pro
ブランド名TaoTronics
商品画像
商品説明送受信に対応したコスパの良いBluetoothトランスミッター。 遅延の少ないコーデックaptX LLに対応、テレビ音声無線化したり、Bluetooth非対応のスピーカーを無線化できるスグレモノ。
レビュー(4.5)

Bluetoothトランスミッター

「TaoTronics TT-BA09 Pro」レビュー。テレビ音声をBluetooth化してワイヤレスイヤホンで聞けるトランスミッター

テレビ音声をワイヤレスイヤホンやヘッドホンで聞けるようになったらな…と思ったことはありませんか?

夜遅い時間に帰宅することが多い僕は、テレビ音がお隣さんの迷惑になっていないか気になってテレビ音声をワイヤレス化することにしました。

そのために購入したのがTaoTronicsのBluetoothトランスミッター「TT-BA09 Pro」。

TT-BA09 Pro正面

小さいトランスミッターですがBluetoothの送受信が可能なため、Bluetooth非対応のテレビをワイヤレス化(送信モード)したり、有線スピーカーをBluetoothに対応(受信モード)させることができます。

今回はこの「TA-BA09 Pro」のスペックの紹介や実際に使ってみた感想を共有したいと思います。テレビ音声の無線化を感がている人の参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んてみて下さい。

この記事の内容を動画でチェック!

僕が「TT-BA09 Pro」を選んだ3つの理由

トランスミッターを利用すれば、基本的にどんなテレビでも音声をBluetoothに対応させることができ、AirPodsをはじめとしたワイヤレスイヤホンやヘッドホンで聞けるようになります。

Bluetoothトランスミッターはいろいろな製品が販売されていますが、その中から僕が「TT-BA09 Pro」を選んだ理由を紹介します。

ワイヤレスイヤホンの二台同時接続が可能

僕がこのトランスミッターを購入した一番の理由は、テレビ音声をワイヤレス化してAirPodsで聞くため。

基本的に1人で利用することを想定していましたが、夜中に友達と二人で映画を見たりゲームをすることも多いので、Bluetoothヘッドホン二台に接続できるこの製品を選びました。

低遅延の「aptX LL」に対応

音声をBluetooth化するときに一番気になるのが音声の遅延。せっかく無線接続できても、映像と音がずれてしまっていては意味がありません。

「TT-BA09 Pro」は、様々あるコーデックの中でもより低遅延の「aptX Low Latency」に対応していて、動画鑑賞やゲームに最適とのこと。

僕の利用目的にドンピシャだなと思いました。

光デジタル出力に対応

耳が良いわけではないので音質にそこまでこだわりはないのですが、使っているテレビが光デジタル出力に対応しているため、Bluetoothトランスミッターも光デジタル端子があるものが最適だなと考えました。

ただし、光デジタル出力を利用した場合の問題点もあるので、この機能を利用する場合は要注意です。詳しくは後ほど紹介します。

「TT-BA09 Pro」のスペックと旧型との違い

製品名 TA-BA09 Pro TA-BA09
同時接続数 2台
Bluetooth 5.0
対応コーデック
(TX送信時)
SBC、aptX、aptX LL SBC、aptX、aptX LL
Faststream
対応コーデック
(RX受信時)
SBCのみ
対応プロファイル A2DP、AVRCP
接続範囲
(TX送信時)
13m
接続範囲
(RX受診時)
11m 調査中
バッテリー容量 620mAh 調査中
充電時間 約2時間
最大連続使用時間
(バッテリー使用時)
約24時間 約15時間
電源入力 USB-C(5V/500mA) microUSB
接続方法 光デジタルケーブル
3.5mmオーディオケーブル
3.5mm-RCA変換ケーブル
サイズ 約60x60x19mm 調査中
重量 約44g 調査中

「TT-BA09」シリーズには2つの製品があり、今回僕が購入したのはより高性能になった「TT-BA09 Pro」。

両者の一番の違いは、連続使用時間と電源入力ポート。

上位機種のProは、充電方法がmicroUSBからUSB-Cになっているのでより使いやすくなっています。

最大連続使用時間も9時間長くなり、外出時に利用する人には利便性が向上しています。

僕のようにテレビに接続して家で使う場合は、充電しながら利用できるので連続使用時間はあまり関係ありません。

ただし、200円しか値段が変わらないので、特別な理由がない限り、上位機種の「TT-BA09」がおすすめです。

「TT-BA09 Pro」の同梱物

同梱物 TT-BA09 Pro本体
光デジタルケーブル
3.5mmオーディオケーブル
USB-C to USB-Aケーブル
3.5mm-RCA変換ケーブル
取扱説明書

「TT-BA09 Pro」は、充電や接続に必要なケーブル類が全て付属されています。

そのため、必要なものはAirPodsのようにBluetoothに対応したイヤホン(T送信時)だけ。

ポイント

充電ケーブルはUSB-C to USB-Aのため、USB-Aが接続できるアダプタや充電ポートが別途必要です。

「TT-BA09 Pro」とテレビの接続方法

TT-BA09 Proとテレビの接続方法

「TT-BA09 Pro」とテレビの接続方法は簡単で、本体に充電用のUSB-Cケーブルを接続し、音声出力用の光デジタルケーブル(または35mmオーディオケーブル)とテレビを接続するだけ。スイッチは「TX」に合わせます。

最近のテレビには外付けHDD接続用のUSB-Aポートが搭載されているものが多いので、僕はそのポートを給電に利用しています。

Nacchi
データ転送用のUSB-Aポートのため、給電は非推奨との記載があったのですが、給電できているので僕は気にせず使っています。

ペアリング方法

  1. 電源ボタンを3秒間長押し、電源を入れる
  2. インジケータが点滅するので、ワイヤレスヘッドホンとペアリングする

本体側面にある電源ボタンを押して電源入れると、ペアリング「A」のインジケータが点滅します。

その状態で、ワイヤレスヘッドホンのペアリングボタンを押すとペアリングされます。

  1. 1台目がペアリングされている状態で、電源ボタンを素早く2回押す
  2. インジケータが点滅するので、ワイヤレスヘッドホンとペアリングする

2台目のワイヤレスイヤホンとペアリングしたい場合は、電源ボタンを2回押すとインジケータ「B」が点滅します。

その状態で2台めのワイヤレスイヤホンのペアリング設定をするとペアリングが完了します。

「TT-BA09 Pro」とAirPodsをペアリングするときの注意点

当初、僕はAirPodsでテレビの音声を聞きたくて「TT-BA09 Pro」を購入しましたが、実際に使ってみたところいくつかの問題点がありました。

光デジタル出力で接続すると音量調整ができない

光デジタルケーブルで接続した状態で、AirPodsとペアリングすると爆音で出力されて、いくらテレビのボリュームを下げても音量が変わらない問題に直面しました。

どうやら光デジタルケーブルを使うと、基本的に音量のコントロールは接続先の機器(スピーカーやヘッドホン)でなければできなるとのこと。

Nacchi
AirPodsって音声調整の物理ボタンないじゃん・・・オワタ

音が小さいだけなら周りがうるさくない限り使用できますが、爆音すぎて装着できるレベルではないので、光デジタル出力での接続はおすすめしません。

アナログ接続+充電だとノイズが入る

これはAirPodsに限った問題ではないかもしれませんが、充電しながら35mmオーディオケーブル(アナログ)で接続した場合、音声にノイズが入ってしまい、クリアな音声になりませんでした。

もしかしたら接触が悪かった、またはテレビから給電していたせいで愛称が良くなかったという可能性もありますが、光デジタルケーブルで接続していた場合は、ノイズがなかったので不満に感じました。

充電中でなければノイズは入らないので、未使用時に充電するという運用でこの問題は回避できますが、毎回それをするのも面倒なのでやはりちょっと不便です。

「TT-BA09 Pro」との接続が優先される

AirPodsユーザの殆どが、iPhoneでの利用をメインにしていると思います。

でも、AirPodsを「TT-BA09 Pro」とペアリングすると、iPhoneと接続しているときも自動的に接続が切り替わり、TT-BA09 Proと接続してしまう問題がありました。

技術的な原因なのか、接続の優先順位の問題なのか詳しくはわかりませんが、「TT-BA09 Pro」に優先的に接続されてしまうため不便。

Nacchi
解決方法を知っている方がいれば、教えて頂きたい限りです・・・

使用していないときは「TT-BA09 Pro」の電源をOFFにすれば問題は解決ですが、先に紹介した2つの問題もあるため、AirPodsでの利用は諦めました。

物理ボタンのあるワイヤレスイヤホンやヘッドホンとの組み合わせが最強

前項で紹介した問題があるため、使っていなかったワイヤレスヘッドホンを「TT-BA09 Pro」との接続専用にしました。

JAMのワイヤレスヘッドホン

このヘッドホンには音量調整用の物理ボタンが搭載されているため、前述した光デジタル出力の問題とは無縁。

他のデバイスともペアリングしていないため、自動的に接続が切り替わる心配もありません。

4、5年前に友人からもらったものなので決して高性能なものではありませんが、映画をみたりゲームをしていても遅延を感じたことはありません。

音質もそこまで気にしないので、「TT-BA09 Pro」を使ってテレビ音声をBluetoothで聞くなら、物理ボタンがあるワイヤレスヘッドホンが最強だと思います。

または、タップ操作で音量調整ができるワイヤレスイヤホンの利用をおすすめします。

まとめ

  • 「TT-BA09 Pro」は、二台同時接続、送受信に対応したBluetoothトランスミッター
  • 「TT-BA09 Pro」を使うと、ワイヤレスイヤホンでテレビ音声を聴ける

AirPodsでテレビ音声を聞くという当初の目的からはちょっとずれてしまいましたが、「TT-BA09 Pro」を使うことで、どうにかテレビ音声をBluetooth化してワイヤレスヘッドホンできくことに成功しました。

これまで苦情等は一切ありませんでしたが、テレビの音がうるさくないか気になって、お隣さんに気を使っていたので、これで音量を気にせず映画鑑賞やゲームを楽しめるようになりました。

「TT-BA09 Pro」を選びましたが、1人で利用することだけを考えれば、他にもっとやすいBluetoothトランスミッターもあるので、そちらの購入も検討してみてください。

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