今回レビューするのは、ペット用の製品を取り扱っているPETTENAの自動給餌器PF4。
メモ
動画レビュー用にメーカーさんより提供頂きました。
スケジュール機能搭載で、飼い主の声の録音も可能。
この記事では、PETTENAの自動給餌器PF4のスペックや特徴の紹介の他に、実際に使ってみた感想を忖度なく紹介します。
ペット向けの自動給餌器を探している人は参考になると思うので、最後まで読んでみて下さい。
PETTENA自動給餌器のスペックと特徴
タンク容量 | 4L |
---|---|
給餌量調整 | 20段階 |
給餌スケジュール | 6回/1日 |
録音機能 | ◯ |
手動給餌 | ◯ |
対応フード | 3mm〜10mm |
サイズ | 23×16.4×30.7cm |
重量 | 1.52kg |
電源 | 電源アダプター/単一乾電池3本 |
タンク容量4Lで最大2kgのペットフードを収納可能
PF4のタンク容量は4Lで、3mm〜10mmのペットフードが最大2kgまで収納できます。
タンク容量が小さい場合は、何度もペットフードを補給しないといけないので面倒ですが、容量が大きいとその手間が省けます。
大型犬なら1日の食事量が多いので、その分フードの補給回数も増えますが、小型犬や猫への給餌として使うのであれば、1ヶ月近く補給しなくてすみます。
1日最大6回の自動給餌と20段階の給餌量調整
PF4は自動給餌のスケジュールを1日最大6回まで設定可能で、給餌量も20段階で調整できます。
自動給餌のスケジュール例
8:00
2回分の給餌
11:30
1回分の給餌
14:45
1回分の給餌
17:00
1回分の給餌
19:00
1回分の給餌
21:00
4回分の給餌
このように、給餌の時間を細かく振り分けて、与えるペットフードの量を調整できるので、自宅を開けることが多く、中々直接給餌ができない人とでも使いやすいです。
録音機能搭載で給餌時に声掛けができる
PF4には音声の録音機能を搭載していて、録音された音声は自動給餌時に2回再生されます。
ペットフードが受け皿に注がれる音だけでは給餌に気が付きづらいかもしれませんが、飼い主の声で声掛けすることで、ペットにすぐに気づいてもらいやすいです。
PETTENA自動給餌器の同梱物
- PF4本体
- ステンレス製受け皿
- 電源ケーブル
- USBアダプター
- 乾燥剤
- 取扱説明書
- 操作ガイド
PF4の同梱物はこんな感じ。
単一乾電池は付属していませんが、アダプターとケーブルが付属しているため、有線による接続であれば届いた直後から使用可能です。
PETTENA自動給餌器の実機レビュー
それではPF4の細部を見ていきましょう。
PETTENA PF4のカラーバリエーションはホワイトのみ。
ペットフードの受け皿を除けば縦長の形状で幅を取らないので、小さなスペースにも設置できます。
ペットフードタンクの蓋は木目調ですが、これはデザインで素材は他の部分と同じプラスチックです。
蓋を開けるためのフックは収納されていて、押し込むことで簡単に蓋を開けられます。
このフックが蓋のロックにもなっているので、小さなことですが、良い構造だなと思いました。
写真では少し見づらいですが、蓋の表面には収納可能なフードのサイズサンプルがあります。
この自動給餌器が対応しているのは3mm~10mmのペットフードなので、猫ちゃんや小型犬用のフードは問題ありませんが、大型犬向けのもは対応していない可能性もあります。
そのため、購入する前にかならず与えているペットフードのサイズは必ず確認しましょう。
湿気はペットフードの大敵ですが、蓋の裏に乾燥剤を収納するスペースもしっかりと用意されています。
タンクの内部は、フード排出用の穴と小さなプロペラが付いていて、給餌の度にここからペットフードが排出されていきます。
タンクの口は大きめに作られているためフードを入れやすく、こぼしてしまう心配がありません。
タンク前面には透明の小窓がついているため、蓋を開けなくてもフードの残量が一目でわかります。
本体底面には、無線モードで使うための電池ボックスと有線モードで使うためのUSB-Cポートがあります。
電池で運用すれば場所を選ばつ使えるので便利ですが、経済的ではありません。
そのため、僕は有線で使用しているのですが、給電はUSB-Cケーブル。
なので、もし付属のケーブルやアダプタが故障してしまったとしても、他のUSB-Cケーブルとアダプタで代用できるでナイス!
ペットフードの受け皿は、プラスチックとステンレスの二重構造になっていて、簡単に取り外せるため、ステンレスの部分だけを洗うことが可能。
受け皿は、自動給餌器本体に引っ掛けるだけで簡単に取り付けられ、動いたりズレたりしないような構造です。
側面にある給餌ボタンを押すと、1回分を手動で給餌することも可能。
1回の給餌量は、我が家のドッグフードでは約8g。
ご覧の通りかなり少ないですが、最大20回分量を増やせるので、子猫や子犬から、成犬や大人の猫ちゃんまで幅広く使えると思います。
ちなみに、手動給餌や画面の操作は、「ーボタン」を数秒おして、ロックを解除しないとできません。
そのため、賢くなったペットたちが自分でボタンを押してフードを食べてしまうことを避けられます。
左端のマイクボタンを長押しすることで音声の録音が可能で、給餌時に自動で2回再生されます。
飼い主の声を登録しておくことで、留守の場合でも餌の時間を声掛けで知らせらるので、フードがあるのに気づかずに食べられないということを最小限に抑えられます。
両側面についているボタンを押しながら上に引き上げると、タンク部分が取り外せます。
パーツはこんな風に個別にわけられるため、内部の掃除もしやすいし、電動部分以外は水洗いすることも可能なので衛生的です。
電動部分は防水ではないので、固く絞ったタオルで拭いてお手入れしてます。
長期間使うとフードの小さな粉がこびりつくので、フードの量が少なくなったらそのまま足すのではなく、一回空にして掃除をしてから入れ直す方がいいと思います。
PETTENA自動給餌器を実際に使ってみた感想
ここからは、僕が実際にPF4を使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。
スケジュール毎に給餌量の調整ができるのが便利
PETTENEAの自動給餌器を使ってみて一番よかったのは、スケジュールごとに給餌量を調整できること。
基本的に同じ量の餌を当たることがほとんどだと思いますが、時間帯によって食欲が異なるペットもいると思います。
特に我が家の愛犬は食が細く、午前はほとんど何も口にしないため、あまり餌を与えても食べてくれません。
とはいえ食べ物を用意しておかないと不安なため、午前中は少なめの餌を排出するようにセットして、夕方前に多めに餌を給餌するようにしています。
水洗いができて衛生的
パーツを取り外して水洗いできるのも、この自動給餌器の魅力の一つ。
2kgのペットフードを入れて置けるのは便利ですが、長期間使っていると汚れてくるし、そのまま放置していると猫ちゃんやわんちゃんの体にもよくなさそう。
でも、PETTENEAの自動給餌器は、分解することで電動部分以外は水洗いすることができます。
分解も組み立ても簡単なんで、定期的に掃除しやすく、キレイに保てるので衛生的に使い続けられます。
コンセントと電池の2WAYで動くのが便利
有線と無線の両方で動作するのも嬉しいポイント。
コンセントに接続して使ったほうが経済的ではありますが、間取り上コンセントを確保できる場所に給餌器を設置できないこともあります。
でも、この自動給餌器は単一乾電池3本でも動作するため、場所を選ばずに設置が可能。
特に、一人暮らしでワンルームのような狭い部屋に住んでいる場合、コンセントの数も限られてくるため、そういった環境でも使えるのはありがたいです。
食が細いペットには向かない
これは、この自動給餌器の問題ではありませんが、ペットによっては自動給餌器の向き不向きがあると感じました。
というのも、我が家の愛犬はとても食が細く、ドッグフードを出しても、日によって食べたり食べなかったりするんです。
決まった時間に自動給餌できるのは便利ですが、長時間食べてもらえなかったら湿気ったりするためよくありません。
そのため、食欲にムラがありすぎるペットには向かないなと思います。
まとめ
- PETENNA PF4は、1日6回の給餌と20段階のフード量が調整できる自動給餌器
- 2kgのペットフードを格納できるので、補充の手間が少ない
- 水洗いができて衛生的
今回は、PETTENAの自動給餌器PF4をレビューしました。
提供頂いたということもあり、よりシビアにレビューするつもりでしたが、実際に使ってみて非常に使いやすく、満足できる製品で、コレと言って気になることがない素晴らしい製品だと感じました。
我が家の愛犬のように、食欲に偏りがある場合にはあまり向きませんが、餌の時間にしっかりとご飯を食べてくれるペットであれば重宝すると思います。
一人暮らしで自宅を留守にすることが多い人は、ぜひ使ってみて下さい。