YouTuberの人気爆発とともに、最近では多くの人が動画編集をするようになりました。
ただ、恐らくすべての動画編集者が抱えている悩み、それは編集にめちゃめちゃ時間がかかること。
僕もその一人で、一本の動画を作るのに半日ぐらいかかってしまいます…


どうにか作業効率の向上を図る方法はないか模索したところ、「TourBox NEO」という良さげなガジェットを発見。
それがこちら。


TourBox NEO
「画像編集が楽になる」と思いっきり書かれていますが、動画編集にもつかえる話題の左手ツールです。
この記事では、TourBox NEOのスペックの紹介や旧製品との違い、おすすめの購入方法や実際に使ってみて感じた感想を紹介していきます。
購入を考えている人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んてみてください。
次期モデルはこちら
僕がTourBox NEOを購入した理由
まず最初に、僕がTourBox NEOを購入した理由を簡単に紹介します。
動画編集の作業効率を上げたかった
最近では、購入したガジェットのレビューをブログ記事だけでなく、動画としてYouTubeにアップしているのですが、動画って文章の何倍も時間がかかるんですよね…
動画編集自体は楽しい作業なので苦痛ではありませんし、数をこなすうちに作業時間は短縮できるようになったのですが、それでも、企画、撮影、編集を行うとなるとそれなりの時間がかかってしまいます。
限られた時間で作業しているので、できるだけ効率よく多くの動画を出すための手段を探していたところ、TourBox NEOの存在を知ったというわけ。
類似ツールに比べて使いやすそうだった
動画編集の効率を上げるためのツールは、実は結構あります。
参考
ただ、ボタンの数が極端に多かったり、逆に多かったりして、ちょうどよい数じゃないんですよね。
カスタマイズ性に優れているので、できることは多いようですが、操作を全部覚えるのは大変だなと…
あと3万円以上するものが多いので、動画編集初心者の僕が手を出すべきツールではないかなと思い、手頃な値段で操作も覚えやすそうなTourBox NEOを選びました。


TourBox Neoのスペックと旧シリーズとの違い


TourBox Neoのボタン配置
対応OS |
|
---|---|
接続端子 | USB-C |
ボタン数 |
|
TourBox NEOには、11個のボタンとダイヤル、スクロール、ノブが搭載されていて、それぞれにショートカットなどの機能を割り当てることが可能で、作業効率を向上させることができます。
「サイド」+「C1」のようにボタンを組み合わせることも可能なので、より多くの機能を割り当てたい玄人でも満足できるカスタマイズ性だと思います。
Windows、Macともに対応しているので作業効率を上げるためのツールを探している人におすすめ♪
旧シリーズとの違い
追加されたもの | ダイヤル、ノブが押下できるようになった |
---|---|
廃止されたもの | USB-Aポートが無くなった |
見た目はほとんど変わりませんが、「TourBox」「TourBox 2020」「TourBox Neo」の3種類が発売されています。
以前あったUSB-Aは廃止されてしまいましが、ダイヤルとノブが押下できるようになった分割り当てられる機能が増えているので、購入するなら最新の「TourBox NEO」がおすすめです。
TourBox Neoの同梱物


TourBox NEOの同梱物
同梱物 | TourBox NEO本体 |
---|---|
USB-C to USB-Aケーブル | |
専用ポーチ | |
専用キャリーケース | |
クイックスタートガイド | |
取扱説明書 | |
ユーザーガイド |
TourBox NEOの同梱物はこんな感じ。
パソコンとの接続用ケーブルは、USB-C to USB-Aなので、MacbookのようにUSB-CしかさせないPCの場合は、USB-Cハブやドッキングステーションが必要です。
参考
参考
僕は、公式サイトの期間限定お得セットを購入したので専用キャリーケースが付属されていましたが、そうでない場合はケースは付属されていないかもしれません。
TourBox Neoを実態に使ってみた感想
ここからは実際に「TourBox NEO」を使ってみた感想を良い点と不満な点を含めて紹介してきます。
操作しやすいインターフェース


TourBox Neoの操作
開封直後は、ボタンやダイヤルの数が多く、バラバラに配置されているように思えたので、使い慣れるまで大変そうだなと感じました。
でも実際に使ってみると、操作しやすい位置にボタンやダイヤルが設置されていることに気がつき、1日触って入れば違和感なく操作できるようになりました。
操作は個人個人で差があると思いますが、僕の場合は上の写真のように分けて、操作することが多いです。
特に中央のノブは、微調整が必要な機能を割り当てているので、指で摘んで操作するようにしています。


スピードダウンモード
ノブとダイアルにはスピードダウンモードが設定できて、パラメーターの変更などシビアに微調整したい機能を割り当てることで、その性能を最大に発揮できます。
専用ソフトでカスタマイズ性も抜群


TourBoxコンソールの画面
各ボタンに機能を割り当てるための専用のソフト「TourBoxコンソール」もわかりやすい画面配置なので、特に説明がなくても直感的に操作することが可能。
初期状態で、Photoshop、Lightroom、Premiere Proのプリセットがインストールされていますが、自由に追加&カスタマイズができます。
プリセットも自由に追加可能で、同じアプリケーションに対して複数のプリセットを設定可能。
ポイント
例えば、Premiere Proの編集モード用、カラーモード用、エフェクトモード用のプリセットを別々に用意してあげることで、それぞれのモードでTourBox NEOに割り当てる機能を変えることができます。
パソコンを共有している場合は、ユーザごとにプリセットを分けることで、自分好みにカスタマイズすることもできますね♪
ちなみに僕のPremiere Proのプリセットはこんな感じ。
ノブとダイヤルに再生ヘッドの移動を割り当てているんですが、それぞれ移動速度が違うので、適宜使い分けています。
あとは、トップボタンで編集点を追加して、左右の十字キーでリップル削除することでカット編集の効率が大幅に向上しました。




公式サイトのプリセット
できるだけ自分が使いやすいようにカスタマイズしたほうが、TourBox NEOの機能を最大限に発揮できますが、ボタンの数が多いので、1から設定するのは大変です。
ありがたいことに、公式サイトにて他のユーザが作成した様々なソフトのプリセットが公開されていて、無料でダウンロードして利用できるので、設定が面倒な人は使ってみてください。
ガイド機能で割当機能簡単にチェックできて便利


ガイド画面
各ボタンにいろんな機能を割り当てられるのは便利なんですが、すべてのソフトのカスタマイズ内容を覚えるのは現実的ではありません。
そんなときは、ガイド機能を使うことで割り当てた機能を一覧で確認することができます。
ガイド機能を表示する機能を決まったボタンに設定しておけば、どのアプリを使っていても簡単にガイドを表示できるのでおすすめ♪
添付のユーザーガイドが英語のみ


TourBoxユーザーガイド
設定用のTourBxoコンソールも日本語対応、オンラインマニュアル、クイックマニュアルともに日本語に対応しているのですが、急遽追加したであろうユーザガイドが英語表記のみ。
英語が苦手な人は困ってしまうかもしれません。
ただ、全く理解できなくてもオンラインマニュアルを読めば使い方は理解できるので、そこまで気にする必要はありません。
関税がかかる場合がある【2021年4月以降は関税がかからなくなった】
参考


関税の請求書


追加料金がかからなくなり、購入しやすくなったのでGood
ちなみにAmazonでもいろんなショップが付属品を追加したセット販売を行っているので、目的に応じて選んでみるといいと思います。
まとめ
- 「TourBox NEO」は、カスタマイズ性に優れた作業効率を上げてくれる便利なツール
- 公式サイトから購入すると関税がかかる場合がある
今回は、クリエイターの作業効率を大幅に上げてくれるツール「TourBox NEO」を紹介しました。
僕は、動画の特にカット編集の効率を上げたくて購入しましたが、買って正解。操作性&カスタマイズ性が抜群で、明らかに作業効率が向上しました。
Premiere ProだけでなくPhotoshopも頻繁に使うので、今後は画像編集の際にも活用して、より効率よく作業できるようにしたいと思います。
編集スキルを向上させれば、TourBox NEOの能力をより発揮させられると思うので、そこも合わせて頑張っています。
20,000円以下で購入できて、作業効率が大幅に向上するコスパ抜群のガジェットだと思うので、気になる人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
メーカさんより、当ブログ限定で1,000円割引で購入できるクーポンを頂いたので、ぜひご利用ください。