今回レビューするのは、EGRETの充電式ワイヤレスマウス「HappiE」。
メモ
動画用に提供頂きました。
ポップな見た目が可愛らしいだけでなく、便利な機能を備えたワイヤレスマウスで、以前紹介した「PrettiE」とは違う特徴を備えています。
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この記事では、EGRET HappiEのスペックや特徴、他のワイヤレスマウスとの比較、実際に使ってみた感想を忖度なく紹介していきます。
ワイヤレスマウスを探している人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
マウスレビュー
EGRET HappiEのスペック
タイプ | 光学式マウス |
---|---|
接続方法 | 無線 |
インターフェース | Bluetooth5.0/2.4GHz |
ボタン数 | 5個(ホイール含む) |
解像度 | 1,000/1,600/2,400 |
マルチペアリング | ◯(2デバイス)+2.4GHz |
サイズ | 110×62×28mm |
重量 | 約72g |
電源 | 内蔵電池式 |
充電ポート | USB-C |
電池寿命 | 約60日(※1) |
カラー | 3色 |
メモ
※1 1日8時間、操作時間の割合が10%の場合。
RGBの7色イルミネーションがかわいい
HappiEは内側にLEDを内蔵しており、電源を入れると7色にゆっくりと点滅を繰り返します。
光るだけで映えるので、お洒落でかわいいマウスを探している人は気に入ると思います。
クリック音がほとんどしない静音マウス
左右のクリックボタンは、ほとんどクリック音がしない静音設計。
カチカチ音がないので、静かな環境でも使いやすいマウスです。
という疑問もあると思いますが、クリックボタンはしっかりと押下した感触があるので、使う上で問題や違和感はありません。
最大60日間使える充電式ワイヤレスマウス
HappiEは充電式のワイヤレスマウスですが、最大60日間も使える長寿命なところも魅力の一つ。
これは、1日8時間の使用で操作時間の割合が10%を想定した場合の値ではありますが、マウスの使用頻度が多い人でも約1ヶ月は持つはずなので、毎月1回充電を忘れなければ、バッテリー切れを気にせず使用可能です。
マルチペアリング対応で最大3デバイスで使用可能
HappiEはBluetoothのマルチペアリングに対応していて、2台のデバイスとの接続が可能。
さらにUSBレシーバーを使って2.4GHzでの接続を合わせれば、最大3台のデバイスで使用することができます。
マルチペアリング非対応の場合、別のデバイスに接続する度に再ペアリングが必要で、頻繁にパソコンを使い分ける人にとっては面倒です。
でも、マルチペアリングが使えれば2台のデバイスのペアリング状態を覚えていてくれるので、自宅と職場のパソコンで使い人におすすめのマウスです。
CPIを3段階で調整可能
HappiEはCPI変更ボタンを搭載していて、押すごとに3段階でCPIの調整が可能。
1,000、1,600、2,400と3種類のCPIを選べるので、アプリケーションや用途に応じてワンタッチで好みのものに変更できます。
EGRET HappiEの同梱物
- HappiE本体
- USBレシーバー(本体に収納)
- 充電ケーブル:USB-C to A
- 取扱説明書
- 保証書
HappiEの同梱物はこんな感じ。
充電用には取り扱いのし易い薄型のケーブルが付属しています。
付属のケーブル以外のものでも充電はできますが、USB-C to Cケーブルでは充電できなかったので、USB-C to Aケーブルを使う必要があるようです。
EGRET HappiE実機レビュー
それではHappiEの実機を確認していきましょう。
カラーは「コーラル」「ミント」「レモン」の3色展開。
チーズっぽい見た目が気に入ったので、今回はレモンを選んでみました。
ポツポツ見える丸はただの模様ではなく、しっかり穴があいてます。
穴の部分はメッシュ仕様になっていて、電源を入れると内部に搭載されたLEDが透けるようになっています。
見た目はいいのですが物理的に凹凸があるため、長期で使用した際に埃や手垢が詰まってしまわないかが気になります。
HappiEの実寸サイズは、約60.8×110.5×28.5mm。
全長は一般的なマウスとほとんど代わりませんが、厚みはわずかに薄い印象があります。
重量は約71gと見た目の割には軽い印象があります。
側面から見ても全体的に丸みがあることがわかります。
上下のパーツともに黄色一色なので、より可愛らしさがあります。
単純なまっすぐのラインでなく、中央部がポコっとしているので、パッと見押して取り外しができそうですが、これはただのデザインで取り外しはできません
充電式のマウスのため、電池ボックスはなく、前方に充電用のUSB-Cポートがついています。
万が一電池が切れてしまった場合でも、付属のケーブルを接続すれば、充電しながら使用可能。
電池切れの心配がありません。
裏面には電源スイッチと、ワイヤレス切り替えスイッチがあり、USBレシーバーが収納されています。
USBレシーバーが収納できるワイヤレスは増えていますが、たまに収納できないものもあったりするので、紛失しがち。
なので、この機能は地味に便利です。
Bluetoothモード1の場合は緑。2の場合は青。2.4GHzの場合はオレンジにインジケーターが点灯するため、表記を見ずとも色だけでワイヤレスモードを判断することが可能。
2.4GHzなら、USBレシーバーを装着するだけで使用できるのでペアリングが不要。
Bluetoothを搭載していないパソコンでも使えるので便利です。
EGRET HappiEと他のワイヤレスマウスの比較
続いて、HappiEと他のワイヤレスマウスとの比較をしていきます。
比較対象は、同じEGRETのPrettiEとのLogicoolのPebble M350。
これらを選んだ理由は、いずれのマウスも薄型で静音設計、価格帯も近いからです。
スペックだけを見比べてみると、ボタン数が多く、最大解像度が高く、3デバイスで浸かるPrettiEのほうが優れているように見えますが、実際のところどう違うのか気になるところ。
それでは実機を見比べていきましょう。
大きさを見比べてみると、Pebble M350の方がわずかならがに小さいですが、いずれのマウスもほとんど同じサイズです。
後ろから見比べるとPrettiEのほうが薄く見えますが、マウスごとに形状が違うだけで、それぞれのマウスの厚みの違いは1mm程度です。
全長や厚みに違いはほとんどありませんでしたが、側面から見ると形状が異なることがわかります。
HappiEはわずかにカーブがかっていますが、一般的なマウスよりはフラットに近いです。
PrettiEはよりアーチがしっかりしていて、薄いながらも手にフィットしやすい形状に工夫されています。
Pebble M350は、ほぼフラットに近いですが前方に向けて傾斜があります。
わずかな違いですが、これはかなり好みが分かれると思います。
EGRET製の2つのマウスには、充電用のUSB-Cポートがありますが、Pebble M350にはありません。
これは単純に、Pebble M350が乾電池式のワイヤレスマウスだからです。
乾電池を入れる分、Pebble M350の方が方がわずかながらに重いですが、デスクに置いて使うものなので、重さの違いはそこまで気になりません。
バッテリーの持ちは乾電池1本で約3倍の期間使えるPebble M350が優れていますが、使用中に電池切れになった場合は使えなくなります。
一方で充電式の他の2つは充電しながら使えるため、万が一の電池切れにも対応し易いメリットがあります。
ペアリングを比較すると、マルチペアリング対応で最大3台のデバイスで使用可能なEGRETのマウスが優れていますが、1〜2台のパソコンでしか使う予定がなければ、この部分は気にしなくても良いでしょう。
こおまで比較したように、それぞれのマウスにメリット・デメリットがあるため、単純にこれがベストとは言い難いです。
Pebble M350は乾電池式のため、電池を換えればバッテリーのヘタリを気にせず使えるので、長期で使用したい人におすすめのワイヤレスマウスです。
HappiEとPrettiEはスペックが非常に似ているため、見た目の好みで選んでよいと思います。
EGRET HappiEを実際に使ってみた感想
ここからは、僕がEGRET HappiEを実際に使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。
ちょうど良いサイズで使い勝手が良い
見た目が可愛らしく特徴的なので、実用性はあまりないのでは…?と使う前は心配していましたが、使ってみると使いやすさに驚きました。
職場で使っている一般的なマウスとほとんど同じ大きさで、薄すぎないため操作しやすく、摩擦が少なくスムーズにマウスポインタの移動やドラッグ&ドロップができます。
パソコン2台持ちの人におすすめ
マルチペアリングに対応しているのも非常に便利だと思いました。
WindowsのノートパソコンとMacbook Proを使い分けているため、これらのデバイスをHappiE一つで操作できるのがとても快適。
Bluetooth非搭載のデスクトップパソコンも所持しているのですが、USBレシーバーを使えばそのデスクトップPCでも使えるのでめちゃくちゃ良いです♪
イルミネーションのOFF機能もあればもっと良い
映えるRGBイルミネーションですが、実はOFFにする機能がありません。
作業中は邪魔になるという人もいるかもしれないし、イルミネーションのせいでバッテリーを無駄に消耗するのでは?という可能性もあるので、状況に応じてON/OFFを切り替えられたらより使いやすいと思います。
まとめ
- EGRET HappiEは7色のイルミネーションとクリック音がしないのが魅力のワイヤレスマウス
- 最大3台のデバイスで利用可能
- イルミネーションをOFFにできないので、人によっては使いづらいかも
今回は、EGRETのワイヤレスマウスHappiEをレビューしました。
定価が一万円を超えるLogicoolのMX MasterシリーズやELECOMのDRAFT PROを愛用しているので、ちょっと期待薄だなと使うまでは思っていました。
しかしながら、3つのデバイスで使用できることと、クリック音がほとんどしない設計音は素晴らしいと思います。
ボタン数がもう少しあればな…という要望はありますが、パソコン玄人出ない限りボタン数が多いマウスは使いづらい可能性もあります。
そのため、一般的な社会人が複数のパソコンで併用するマウスとしては非常に使いやすいと思います。
見た目がかわいらしい中々ないデザインなので、ポッポでかわいいマウスを探している人はぜひつかってみてください。