今回レビューするのは、UlikeのIPL光美容器「Air2」。いわゆる家庭用脱毛器と呼ばれるものです。
メモ
メーカーさんから提供頂きました。
この記事では、Ulike Air2のスペックや実機レビューだけじゃなく、実際に4週間使ってみて効果があるのか検証し、ビフォーアフターを写真付きで紹介します。
自宅で気軽にできる光美容器(家庭用脱毛器)を探している男性の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Ulike Air2 家庭用脱毛器のスペックと特徴
まずはAir2のスペックと特徴から見ていきましょう。
パワー | 最大21J |
---|---|
ランプ | 平面サファイアランプ |
照射モード | 5段階 |
照射回数 | 無制限 |
サイズ | 60.5×38×169.9 mm |
重さ | 294g |
メンズの肌に特化したIPL光美容器【家庭用脱毛器】
Air2は、最大21Jとサロンレベルのハイパワーな光美容器 。
Ulikeには他のも光美容器がありますが、Air2は男性向けに開発されているため、体毛が濃くて気になっている男性におすすめです。
ちなみに光美容器は、家庭用脱毛器とも呼ばれていますが、照射を続けることでムダ毛を目立たなくさせるためのもので、効果は半永久的なものではありません。
ヒゲやスネだけじゃなく、VIOなどほとんど全身に使える
Air2が使える部位
- 顔(ヒゲ)
- 足(スネ)
- 腕
- 背中
- ワキ
- VIO
Air2が使えない部位
- 口腔内、陰部、粘膜など
- 整形、手術部位
- 喉頭
- 眼球、まぶた、目の周り
- 頭部
- ニキビ部位
- 班、ほくろの部位
- 眉毛、髪の毛
- 耳
- 乳首、乳輪
- へその奥
- 大静脈
- タトゥー、ボディペインティング部位
Air2のすごいところは、VIOを含む全身の大部分に使えること。
家庭用脱毛器の多くは、ヒゲやスネ、ワキには使用できますが、VIOに使える製品はあまりありません。
とはいえ、粘膜やほくろなどの敏感な箇所や、やけどのしやすい部位への使用はできないのでその点は要注意です。
冷感機能搭載で保冷剤が不要
Air2には冷却機能が搭載されているため、照射時に保冷剤を使う必要がありません。
保冷剤を使うことで脱毛時の痛みを抑えたり、肌の熱損傷を抑えたりできますが、毎回脱毛箇所を冷やしながら脱毛するのは意外と面倒で時間がかかります。
でもAir2なら、照射と冷却が同時に行えるのでめちゃめちゃ楽なんです♪
Ulike Air2 家庭用脱毛器の同梱物
- Air2本体
- ゴーグル
- アダプター
- 電源コード
- かみそり
- 収納ポーチ
- 取扱説明書
- クイックスタートガイド
Air2には、このように多くのの同梱物が含まれています。
剃毛用のカミソリもあるため、届いたその日から使い始められます。
Air2は光美容器のため、脱毛時にサングラスが必須ですが、このように小さく折りたためます。
ポーチも付属しているため、すべての付属品を収納することができ、持ち運びも簡単にできます。
Ulike Air2 IPL光美容器の実機レビュー
メタリックで高級感のあるデザインが特徴のAir2。
メモ
公式サイトより引用
これまでのAirシリーズは女性らしい明るいトーンのものばかりでしたが、男性向けということもあり、ダークグレーとシルバーのシックなデザインになっています。
背面はダークグレイ一色で、放熱用の通気口があります。
側面には細長い電源ボタン。
デザインを損なわないための工夫だとは思いますが、手が大きい男性にはちょっと押しづらいかもしれません。
電源ボタンの反対側面も網目状になっており、放熱しやすい作りになっています。
底面にはアダプタに接続するための電源ポートがあります。
大きさの実測値は約170×60.4×38.2mmで、細長く片手で持ちやすい形状です。
アダプタはMacbookのアダプタのような四角い形状をしていて、大きさは約75.8×75.9×35.2mm。
ケーブルの長さは、アダプタと合わせると約260cmもあるので、場所を選ばず色んな場所で使えて便利です。
本体は黒くて重厚感がありますが、重さはわずか296gと軽く、長時間使用しても疲れにくくなっています。
ケーブルホルダーはおそらく革製ですが、しっかりとした作りでお洒落。
マジックテープ式のケーブルホルダーだと使っているうちに弱ってくるので、これはかなりお気に入りです。
Ulike Air2 家庭用脱毛器の使い方
続いてAir2の使い方を見ていきましょう。
Ulike Air2の使用頻度【推奨】
- 照射の6〜12時間前にカミソリでムダ毛の処理(剃毛)を行う
- Air2を使って照射を行う
- 下記の使用頻度に合わせて、1〜2を繰り返す
Ulikeが推奨しているAir2の使用頻度は以下のとおり。
- 1〜2週目:週3回
- 3〜5週目:週2回
- 5週目以降:半月、または月1回
効果を早く出したいからといって、ついつい高頻度で照射を繰り返したくなってしまいますが、肌への負担が大きいので、この周期を守るようにしましょう。
後ほど実際に使っていみた経過を紹介しますが、すべてこの推奨頻度に合わせて照射しています。
Air2接続方法と使い方
アダプタに電源ケーブルを接続し、もう片方をAir2に接続すれば準備は完了。
電源ボタンを押すと起動し、照射レベル1になります。
電源を入れた時点でファンが回り始めるのですが、これが割とうるさい。
放熱が必要だからだとは思いますが、電源が入っている間はこの音は避けられないので覚えておきましょう。
ちなみに電源ボタンを短く押すことで、照射レベル1〜5段階で調整可能です。
これで照射準備は完了ですが、忘れていけないのがサングラスの着用。
目を保護するために必須なので、絶対忘れないでください。
あとは、ムダ毛を処理したい部位に照射口を密着させ、フラッシュボタンを押すことで照射されます。
ちなみに照射口が肌に密着していない場合は、フラッシュボタンを押しても照射されないように安全面に考慮されています。
照射可能の有無は、フラッシュボタンの真上にある肌感知センサーのランプの状態で確認可能です。
照射口が約30×10.6mmもあり、連続照射機能もあるので、広い範囲に対して短時間で照射することが可能。
片腕であれば5分もかからないので、定期的に使い続けるのも苦ではありません。
Ulike Air2 IPL光美容器を4週間使って効果を検証してみた
冷却機能があって全身に使えるのが便利なのはわかったけど、効果がなければ意味がありません。
ということで、実際にUlike Air2を4週間使ってみて、使用前と使用後の効果を検証してみました。
検証環境
- 対象部位:上腕、スネ、太もも
- 照射レベル:レベル5
- 各部位を1往復照射
Air2使用前のムダ毛の状態
違いがわかるように、剃毛前の部位のムダ毛の状態を撮影しておきました。
腕毛は薄い方ですが、近くで見ると分かる程度に細い毛が生えています。
太ももの毛も男性の中では薄い方だと思いますが、腕に比べると太い毛が密集している場所があります。
スネ毛はご覧の通りしっかりと生えています。
定期的にバリカンで刈っているので剛毛には見えませんが、何もしないと2〜3cmくらいまでしっかりと生えます…^^;
これら、毛量と濃さの違う、腕、太もも、スネの3つの部位の左半分にAir2を使用し、どのような違いが出るのか検証していきます。
1週目の効果【3回照射】
1週目は3回の照射が必要なので、1日おきに照射を行いました。
照射すると毛が焼け焦げたような匂いがするので、効果が期待できそうだと感じました。
3回目の照射から2日後の腕の様子ですが、もともとムダ毛が少ないこともあり、あまり違いが感じられません。
太ももは毛の濃い部分がありましたが、場所によっては毛の生える速度に違いがあります。
3つの部位の中で一番ムダ毛が濃いスネ毛ですが、こちらも写真だとあまり違いがわかりません。
2週目の効果【3回照射】
2週目も1週目同様に1日おきに照射を行いました。
ピントがあまいので分かりづらいですが、未照射の部分が0.5mmくらい伸びているのに対して、照射部位はまだそんなに伸びていません。
太ももの方も、太い毛が照射側は目立ちにくくなってきました♪
スネ毛は一番わかりやすいですね。照射していない側は部位によって1mmくらい毛が伸びていますが、照射側はその半分といったところ。
3週目の効果【2回照射】
3週目からは照射回数が1回減り、週2回に。1日おきにやっていた剃毛&照射も少し余裕が出てくるので、続けるのがより楽になります。
腕、太もも、スネ毛ともに、2週目と比べて極端に毛の伸びる速度が遅くなったという実感はありませんが、照射回数が1回減ったのにもかからず、状態を維持できている感じがします。
4週目の効果【2回照射】
最終の4週目も2回照射を行いましたが、違いがわかりやすくなるように、照射後5日後の状態を撮影してみました。
毛が細い腕毛ですが、剃毛から5日もたつと1~2mmくらいは伸びてしまっています。
一方で、Air2を照射した部分はまだほとんど伸びていません。
太い毛が散見された太ももでも違いがわかりやすくなっています。
3つの部位で一番濃かったスネ毛は違いが一目瞭然。
Air2を照射した部分はまだほとんど毛が伸びていませんが、未照射部分は5mm位伸びています。
2ヶ月目の効果【1回照射】
毛の生え方の違いをより実感しやすいように、1回照射後に30日放置してみました。
30日も立つと、未照射側はかなり生え揃いました(笑)
一方の照射側は、ぽつぽつと伸びているところが散見されるものの、全体的にはまだ毛が薄い状態です。最大でも5mm、未照射側の半分くらいしか伸びていません。
全体的に毛の少なかった太もも、30日放置するとこのありさま。
照射側は全体的に伸びている毛が少なく、最大でも5mmほど。一方の未照射側は約15mmといった感じです。
自分でも気にしていたスネ毛は、30日も放置するとヤバいです…
一本一本が太いため、照射側との違いが一目瞭然。
照射側も少しずつ毛が伸び始めているのですが、毛が目に見えてやせ細っています。
光美容器はムダ毛を目立たなせなくするためのものと聞いていたので、ある程度もとに戻るのは覚悟していたけどこれには驚きました。
文字通り1ヶ月放置してもムダ毛があまり目立たなくなったので、脱毛してつるつる肌を目指さない限り、ほとんどの男性はこれで十分だと思いました。
Ulike Air2 IPL光美容器を実際に4週間使ってみた感想
ここからは、僕が実際にAir2を使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。
連続照射で広範囲を短時間で照射できて便利
Air2は照射口が大きく、連続照射モードがあるのでとても便利。
フラッシュボタンをの一番近くに点灯しているのが連続照射のインジケータで、フラッシュボタンを長押ししている間、一定の間隔で連続照射されるので、腕や脚など広い部位に短時間で照射することができます。
痛みが少なく、繰り返し使うのが苦にならない
脱毛は痛いってよく耳にしていたので、家庭用脱毛器も同じように痛いのかと思っていましたが、照射レベル5でも僕はほとんど痛みを感じませんでした。
人によって毛の濃さや肌の強さが違うので一概には言えませんが、そのおかげで4週間気負いすることなく使うことができました。
充電不要で使えるのが便利
アダプタを指したまま使えるのもAir2の便利なポイントの一つです。
充電式のワイヤレスタイプのほうが持ち運びしやすいので便利ではありますが、そのタイプは充電中は使えないものもあります。
でもAir2は、アダプタに接続していれば電池切れを気にせず連続して使うことが可能。
1時間毎に10分休ませるという注意点はありますが、各部位への照射が終わる度に休憩をいれながら使用すれば、全然気にならないと思います。
どの程度効果が持続するのかは気になるところ…
Air2を実際に4週間使ってみて、ムダ毛の伸びる速度に違いが出ることを実感しました。
毛穴が見えなくなるのが理想ではありますが、家庭用脱毛器と呼ばれる光美容器ではもしかしたらそれは無理なのかもしれません。
でも、何もしない状態よりは明らかに見栄えがいいので大満足。
ただ、照射をしなくなった場合にどれくらい効果が持続されるのは気になるところ。
5週目以降は月に1〜2回の照射を推奨しているので、それが基準なのかもしれません。
まとめ
- Ulike Air2は、自宅で気軽にムダ毛ケアができる光美容器(家庭用脱毛器)
- 4週間でムダ毛の伸びる速度がかなり遅くなった
- 1台で全身の大部分に使えるので、自宅で気軽にムダ毛処理をしたい人におすすめ
今回は、UlikeのIPL光美容器 Air2をレビューしました。
「光美容器なんて使ってもムダ毛は変わらないのでは?」と、使う前は半信半疑でしたが、実際に4週間使ってみて、違いをしっかり実感できました。
照射をやめるともとに戻る可能性はありますが、月1〜2回程度の照射で現状を維持できるとすればコスパの良い製品だと思います。
ムダ毛は気になるけど、サロンに行って脱毛するのはちょっとハードルが高いと思っている男性は、使ってみてください。