今回レビューするのは、スマホのホールド力が劇的に向上するスマホグリップ「beak」。
メモ
メーカーさんに提供頂きました。
前にも紹介したことがあり、サブ機につけて僕が日頃から愛用している製品ですが、より使いやすくなって新登場したとのこと。
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この記事では、beakでできることや実機レビューの他に、旧モデルとの違いを比較していきます。
スマホを落として傷つけたことがある人、スマホリングを探している人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
New beakの特徴
beakがどういった製品かわからない人のために、まずはbeakの特徴から紹介します。
スマホリングとスタンドの機能を両方備えたスマホグリップ
beakはスマホに貼り付けて使う折りたたみ式のスマホグリップ。
通常の状態だとフラットですが、指を引っ掛けて引きあげることで立体的に変形します。
真ん中の穴に中指を通すことでスマホリングのような使い方ができ、スマホの落下を防ぐのに役立ちします。
また、立体的な状態でテーブルに置くことで、縦置き&横置きのスマホスタンドとしても機能します。
角度の微調整はできませんが、縦置きも横置きも丁度よい角度で安定感があり、ツイッターの閲覧やYouTubeの視聴におすすめ。
ただし、スマホケースの形によっては相性が悪いものもあるので、その点は要注意です。
繰り返し脱着可能な粘着ジェルシート
beakをスマホに取り付けるには、裏面についている粘着シートを利用します。
ただ、不器用でこういうのを取り付けるのが苦手な人も多いと思います。
でもbeakに採用されいてるのは繰り返しつけ剥がしできる粘着テープなので、僕のように失敗しても貼り直すことができます。
人によって使っているスマホも手の大きさも異なるため、beakを貼る最適な位置には正解がありません。
繰り返しつけ剥がししながら、あなたに一番あったベストポジションが選べるのもbeakの良いところだと思います。
さらにすごいのが、この粘着シートは水洗いすることで粘着力が回復すること。
磁石搭載で鉄板にくっつく
beakには磁石が内蔵されており、磁力を受け付ける冷蔵庫などに貼り付けることができます。
ちなみに磁石はbeakの上部に内蔵されているだけで、全面にあるわけではありません。
また、付属のアタッチメントを利用すれば磁力のない木製の壁やガラスなどにもスマホを貼り付けることが可能。
このアタッチメントも繰り返しつけ剥がしできるものなので、様々な場所にスマホをくっつけられます。
ただし、アタッチメントの積載量は260gで、推奨されている連続使用時間は約1時間です。
壁に粘着テープでくっついているだけなので、長時間使うとスマホの重みで剥がれてしまう可能性があるため、あくまで一時的な利用を目的としたアタッチメントです。
実際にスマホをどれくらい保持できるかテストしてみたので、その結果は比較の部分で紹介します。
アタッチメントよりも保持力の高い「スチールパッドforキッチン」というアクセサリーも別売りであるので、磁力のない壁で長時間使いたい人はこっちのほうがおすすめです。
New beakの同梱物
- New beak本体
- アタッチメント
- 取扱説明書
New beakの同梱物はこんな感じ。
beak本体の他にアタッチメントが1つ付属しているので、鉄製の壁じゃないタイルやガラスなどにスマホを貼り付けることができます。
アタッチメントも繰り返しつけ剥がしできるものですが、粘着力は半永久的ではないため、頻繁に使うならアタッチメントだけを追加で購入するといいでしょう。
New beakと旧モデルの違いを比較
ここからは、New beakと旧モデルを比較して、どこが変わったのかを見ていきましょう。
New beakの5つの改善点
しっとりとした肌触りになった
かなり拡大しないとわかりにくいですが、New beakが旧モデルに比べて表面の加工がより革っぽくなりました。
旧モデルはつるつるとした肌触りでしたが、新モデルの方はしっとりとした肌触りに。
フィンガーホールが2mm大きくなった
New beakは、指を通すフィンガーホールが旧モデルよりも2mmだけ大きくなりました。
これはおそらく、立体的な構造のおかげで、傾斜の部分に人差し指が引っかかるため、フィンガーホールが大きくなってもホールド力に影響がなかったと思われます。
穴が大きくなった分、むしろ指が通しやすくなったし、指の太い男性でも使いやすくなったと思います。
コバ処理が追加された耐久力が向上
New beakには、旧モデルのクジャク・ホワイトのみに施されていたコバ処理が追加されました。
縁の部分を見比べてみるとわかりますが、新モデルは縁の部分がしっかりと閉じられています。
これにより端の部分から水の侵入を防ぎ、耐久性の向上につながっているようです。
スタンドが折りたたみやすくなった
New beakのスタンド用の磁石は旧モデルに比べると小さくなりました。
これにより、磁力が少しだけ弱まり、折りたたみやすくなったそうです。
ただ、ちょうどこのタイミングで兄にプレゼントして1年弱が経過した旧モデルのbeakが破れて磁石が飛び出してしまったので、このような破損が起きにくくなるのでは?と密かに期待しています。
ちなみに、使い古したbeakをメーカーさんに送り返すことで、500円OFFのクーポンが貰える取り組みが行われています。
パッケージの内側が返送用の封筒になっているので、リピート購入をする予定があるなら捨てないようにしましょう。
アタッチメントの保持力が向上
New beakは付属のアタッチメントにも変更が加わり、わずかながら大きくなりました。
その分粘着シートの面積も大きくなり、粘着能力が向上。
積載量は260gでしたが、実験で330gのiPhone13 Pro MAXが保持できるのか試してみたところ、なんと1時間以上保持できました。
ただしアタッチメントの粘着力は問題なかったですが、積載量が70gもオーバーしていたので磁力がギリギリで、少し揺らすだけで重さにまけてずれ落ちてしまいました。
続いて旧モデルを取り付けたXiaomi 11T Proを、試しにアタッチメントにくっつけてみましたが、積載量はギリギリですがこちらは全然大丈夫。
そのため、大型のスマホでなければ十分に使えると思います。
ちなみに、旧モデルで実験したときは、何回かつけ剥がしをしたせいなのか、17分ぐらいしかもたなかったので、保持力は劇的に向上したと思います。
New beakを実際に使ってみた感想
ここからは、僕が実際にNew beakを使ってみた感想を紹介します。
スマホで動画や写真を撮影する人におすすめ
beakの良いところは、いろんな角度や向きでホールドできること。
立体的な形状のおかげで無理な角度でもしっかりとホールドできるため、スマホで写真や動画を撮影する人におすすめ。
特に最近のスマホは大きくて重い傾向にあるので、撮影中に落としてスマホを傷つけたり、画面を割ったことがある人にぜひ使ってほしいです。
また、土地勘のない場所でGoogleマップを使う場合にもおすすめ。
スマホケースの形によっては不安定
beak唯一の欠点が、ケースに相性があること。
iFaceのスマホケースは、丸みのある独特な形状をしているため、縦置きにしたときに安定性に欠けます。
また、TPUやシリコンなど、スマホケースの材質によっては粘着力が十分に発揮できないこともあるようなので要注意。
メーカーさんがケースとの相性チェックを行った動画を公開しているので、購入を考えている人は一度視聴することをおすすめします。
まとめ
- New beakは、スホリングとスタンドが合わさった、ホールド力抜群のスマホグリップ
- 大幅な形状の変更はないものの、旧モデルに比べてより使いやすくなった
旧モデルを1年以上愛用しているため、beakの利便性は十分わかっていましたが、新しくなってより使いやすくなったと思います。
MagSafeによるワイヤレス充電やスタンドを常用しているので、メイン機のiPhone13 Pro Maxでは使い続ける予定はありませんが、Xiaomi 11T Proにつけて引き続き利用していこうと思います。
ワイヤレス充電が不要、MagSafeは使っていないという人であれば気にならないと思うので、ぜひ使ってみてください。