今回紹介するのは、Ankerの車載用スマホホルダー兼充電器「613 Magnetic Wireless Charger」。
充電もできる車載ホルダーは少なからずありますが、磁石でくっついてMagSafe充電ができるのがこの製品の特徴。
この記事では、Anker 613 Magnetic Wireless Chargerのスペックや実機のレビュー。実査に使ってみた感想を紹介します。
これから購入を考えている人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Anker製品レビュー
僕がAnker 613 Magnetic Wireless Chargerを購入した理由
まず最初に、僕がこのワイヤレス充電対応車載ホルダーを購入した理由を紹介します。
iPhone13ProMax用の車用スマホホルダーが欲しかった
車の運転中は、スマホがいつも定位置にあると非常に便利。
Google Mapでカーナビとして利用する場合にパッと経路を確認できるので、車の前方から目を離す時間が限りなく短くできるので、安全性も増します。
見やすい位置に固定されるので、駐車中は横向きにしてYouTubeなどで動画視聴もしやすく、空き時間の暇つぶしに最適だと思いました。
MagGoシリーズなら、十分な磁力でホールドしてくれる安心感が合った
同じMagGoシリーズの、デスク用ワイヤレス充電ステーションも使っていますが、磁力が超強力。
MoftのMagSafe対応スマホケースと組み合わせると、充電ステーション本体を持ち上げられるほどの磁力があるので、同じシリーズのものであれば、車の振動でもiPhone13 Pro Maxの重量をしっかり支えてくれると思い、この製品を選びました。
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Anker 613 Magnetic Wireless Chargerのスペック
ワイヤレス出力 | 5W/7.5W |
---|---|
入力 | 5V=2A/9V=2A |
動作温度 | -10℃〜40℃ |
ワイヤレス充電の最大出力は7.5Wのため、有線接続よりは充電速度が遅いですが、運転中にバッテリーの補助として使うのであれば全然気になりません。
円形のワイヤレス充電充電パッドは、表面がゴムのような材質でできているためiPhoneの表面を傷つけることはありません。
ただ、ホコリが付着しやすく、ダークカラーの製で汚れが目立ちやすいので、ホコリが溜まりやすいダッシュボードだとホコリまみれになりそうな気もします…
ヘッド部分は自由に首が振れるような形状になっていますが、ワイヤレス充電器としても使えるため、電源供給用の有線ケーブルが配線されています。
なので、実際に回転させられるのは100°ぐらい。
正面から見えないので、勢いよく回転させて断線させないように気をつける必要があります。
ワイヤレスパッドの背面は、ダークグレイでメタリックなアルミっぽい質感ですが、それ以外の部分は薄いグレイのプラスチックで安っぽい感じ。
アーム部分が長く弧を描いているので、ダッシュボードに設置してもiPhoneを手の届きやすい位置に固定がしやすそうな感じです。
背面には、電源供給用のUSB-Cポートがあり、付属のケーブルを接続することで充電器として使用可が可能。
粘着ダッシュボードパッドで設置は簡単
ダッシュボードへの設置は粘着質の吸盤を使います。
車内は熱がこもりやすいので、粘着力がいつまでもつか不安ではあります。
ダッシュボードは凹凸があるのでちゃんと張り付くか不安でしたが、ダッシュボードパッドの粘着テープが強力なため全然問題ありません。
吸盤に付いているフィルムを剥がして、ダッシュボードパッドに吸盤を貼り付けていきます。
レバーを上げて、くっついたら下げるだけなので特に難しいことはありません。
ヘッド部分の自由に動かせる構造なので、見やすい位置に向きを調整可能で便利。
磁石で固定するため向きを自由に変更可能で、上下に首を振ることもできるので、駐車中に動画を見たい人にもおすすめ。
アームは立てることも可能なので、カーナビを操作する際に邪魔であれば立てておきましょう。
ただ、動きが固く力が必要なことと、前方の視界が悪くなって危ないので、僕は使うことはないと思います。
シガーライターソケットに、2ポートUSB カーチャージャーを接続し、ケーブルを接続すればワイヤレス充電器としても利用可能。
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerの同梱物
同梱物 | 613 Magnetic Charging Station本体 |
---|---|
USB-C & USB-A ケーブル (1.5m) | |
2ポートUSB カーチャージャー | |
固定クリップ×4 | |
3Mダッシュボードパッド | |
取扱説明書 | |
注意事項説明書 | |
カスタマーサポートカード | |
ワイヤレス充電についての注意 |
「2ポートUSB カーチャージャー」と充電用ケーブルが付属されているため、付属品だけでそのまま利用することが可能。
USB-C出力 | 最大20W |
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USB-A出力 | 最大15W |
入力 | 12V/24V=4A |
613 Magnetic Charging Station本体には、USB-Aポートしか使わないので、USB-Cは余分に別のデバイスを充電可能。
最大20Wの出力に対応しているので、Androidスマホの急速充電も可能です。
Anker 613 Magnetic Wireless Chargerを実際に使ってみた感想
ここからは、僕が613 Magnetic Wireless Chargerを実際に使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。
ホールド力抜群でiPhone13用ホルダーとして最適
約900gのデバイスを支えられる磁石を搭載しているようで、iPhone13 Pro Maxのような重いスマホで問題なくホールドされます。
僕の使っているMoftのMagSafe対応ケースは特に磁力が強いので、運転中に車が揺れても取れたことはありません
サブ機として使っているXiaomi Mi 11 liteには磁石付きのスマホグリップ「beak」を付けているのですが、一応これもホールド可能です
ただし、ワイヤレスパッドとの相性はあまり良くなく、十分な磁力をはっきできないので、運転中の揺れに耐えられずスマホが落下してしまいます。
なので、駐停車中のみの利用に留めたほうが良さそうです。
粘着力が絶望的で実用レベルではない…
設置直後は、吸盤の粘着力が強く全く問題ないと思っていましたが、気温24℃のお買い物に出かけたら3時間で剥がれるというまさかの事態。
iPhone 13 Pro Maxの重みで取れたのかな?と思いましたが、再度貼り付け直しても今度はワイヤレスパッドの重みで剥がれてしまう始末。
湿度や温度が一定の場所であればある程度安定するのかもしれませんが、車内は湿度も温度も変化しやすく、日差しの強い沖縄の車内は冬場でも結構暑くなります。
冬でこの状況なら、夏場の使用は絶望的。しっかりと固定する方法を別に考えないと使い物になりません。
まとめ
- Anker 613 Magnetic Wireless Chargerは、磁力抜群で充電も可能なiPhone12/13向けの車載ホルダー
- 吸着力が絶望的なので、使用環境によってはすぐに剥がれて実用レベルではない
iPhone13 Pro Maxを問題なくホールドできるため、磁力は予想通り満足の行くものでしたが、吸着力が維持できず剥がれてしまうというまさかの事態に遭遇。
製品自体は素晴らしいと思いますが、僕の環境では今のところ実用レベルではないという結果になってしまいました。
レバーを下げたときに、吸盤があまりひっぱられず吸着力が確保できていないのも原因かと思われるので、間に何かを挟めばある程度改善できるかもしれません。
高かったので、簡単に手放すわけにも行かないので、改善できるか試して、今後追記していく予定です。