1.6時間で蓄電できる最強ポータブル電源「EcoFlow River Pro」

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製品名River Pro
ブランド名EcoFlow
商品画像
商品説明
レビュー(5)

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EcoFlow River Proレビュー。1.6時間で満充電できる720Whの最強ポータブル電源

今回紹介するのはEcoFlowのポータブル電源「River Pro」。

EcoFlow - River Pro

EcoFlow - River Pro

キャンプ時に家電が使えるため重宝するポータブル電源ですが、台風時の停電や災害時など近年ではその需要も高まってきています。

ポータブル電源は数多くの製品が各社から販売されていまうが、EcoFlowのRiver Proは他のポータブル電源と比較してどんな特徴があるのでしょうか?

この記事ではRiver Proの実機レビューを踏まえ、他のポータブル電源と比較や実際に使ってみた感想を紹介します。

ポータブル電源を探している人に参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。

僕がEcoFlow River Proを購入した3つの理由

まずは僕がEcoFlowのRiver Proを購入した理由を紹介します。

台風時の停電対策のため

「暗がりで光るRiver Pro」

僕がRiver Proを購入した最大の理由は、台風による停電対策のため。つまり、防災用です。

僕が住む沖縄には毎年3、4回は台風がやってきます。

幼い頃から経験しているので暴風雨には全然抵抗がありませんが、どうしてもなれないのが停電。

田舎のため他の地域よりも早く停電し、復旧するのも遅いため、最大3日間停電から復旧しなかったこともあります。

夏の蒸し暑い時期に、扇風機無しで夜を過ごすのは本当に苦痛のため、停電しても扇風機を長時間使えるRiver Proのようなポータブル電源が必要でした。

たった1.6時間で満充電できる急速充電対応

ポータブル電源は各社いろんな製品を販売していますが、その中から僕がRiver Proを選んだ理由は、720Whの大容量にも関わらず約1.6時間で満充電できる急速充電に対応しているからです。

製品名 EcoFlow
River Pro
Anker
535 Portable Power Station
Jackery
ポータブル電源 708
外観
容量 720Wh 512Wh 708Wh
最短充電時間 1.6時間 約3.4時間 約5時間

人気のあるAnkerやJackeryのポータブル電源は、バッテリー容量がRiver Proより少ないにも関わらず倍以上の充電時間を必要とするため、River Proの充電時間がいかに短いかがわかります。

大容量で長時間使えるのはいいけど、充電時間が長かったら使いづらいので、これは外せないポイント。

Nacchi
スマホやモバイルバッテリーも急速充電できたほうが便利じゃないですか。あれと同じです音符

1200Wのドライヤーが使えるハイパワーポータブル電源

1200Wのヘアドライヤーが使える

1200Wのヘアドライヤーが使える

River Proの定格出力は600Wですが、独自機能のX-Boostを利用すると最大瞬間出力はなんと1200W

そのためドライヤーのような出力が1000Wを超えるような家電も利用できます!

製品名 EcoFlow
River Pro
Anker
535 Portable Power Station
Jackery
ポータブル電源 708
外観
定格出力 600W
(1200W)
500Wh 500W

1200Wを超える家電を使えるポータブル電源は中々ないので、キャンプ中でもドライヤーが使いたい。高出力の家電を使いたい人におすすめのポータブル電源です。

EcoFlow River Proのスペック

わかりやすいようにRiver Proのスペックを一覧にまとめてみました。

製品名 River Pro
容量 720Wh
定格出力 600W
X-Boost出力 1200Wまで
AC充電時間 1.6時間
ソーラー充電時間 約9時間
(160Wソーラー利用時)
専用エクストラバッテリー 720Wh
充電回数 800サイクル
サイズ 28.8×18.5×25.3cm
重量 7.6kg
合計ポート数 10
ACポート ×3
USB-A ×3
USB-C ×1
DC5521 ×2
シガーソケット ×1

ポート数は合計10個なので、最大10台のデバイスを同時充電できます

Nacchi
その分バッテリー残量の減りは早くなるし、出力が制限されてデバイスの充電速度が遅くなる可能性はありますが…まぁスマホの複数台充電とかなら全然気にしなくていいですけどね。

予備バッテリーで容量を720Wから1440Whに増設可能

別売りの拡張バッテリーを接続すれば、容量を720Wから倍の1440Whに拡張できるのもRiver Proの魅力の一つ。

人によってポータブル電源の用途は違うので、実際に使ってみないと的確なバッテリー容量は分かりづらいですが、River Proならあとから容量を倍に増やせるので、「少し物足りないな…」と思った場合でも対処ができます。

通常のRiver、River MAXは予備バッテリーによる拡張は非対応なので、容量が足りるか不安な人はRiver Proを選ぶことをおすすめします。

Riverシリーズの違い

EcoFlow River Proの実機レビュー

それではRiver Proの実機を確認していきましょう。

River Pro正面

River Pro正面

River Proのカラーバリエーションはブラックのみ。

以前はホワイトのPlusシリーズもありましたが、現在は販売されていません

正面にスクリーンやライト、各種ポートなどが集約されているため、アクセスしやすくなっています。

電源ボタンの長押しでON

電源ボタンの長押しでON

もう一度長押しでOFF

もう一度長押しでOFF

中央にある黄色いボタンが電源ボタンになっていて、長押しでON/OFFが切り替えられます。

ちなみに電源を切り忘れた場合でも、30分間未使用だと自動的に電源はOFFになります

上部に取っ手

上部に取っ手

持ち運びに便利

持ち運びに便利

本体上部にはEcoFlowのロゴが入った取っ手がついており、持ち運びしやすい使用になっています。

ただ、本体重量が7.6kgもあるため女性だと重くて持ち運びづらいと感じるかもしれません… 

両手のほうが持ちやすい

両手のほうが持ちやすい

なので、このように両サイドを抱えるように持ち運ぶのがおすすめ。

スマホをおける隙間が便利

スマホをおける隙間が便利

取っ手の下には隙間があるため、このように充電中のスマホを置いておくことも可能。

Nacchi
これはメーカーさんが意図した使い方かは不明ですが、割と気に入っています。
LEDライト付きで停電時に助かる

LEDライト付きで停電時に助かる

LEDライトは、弱、強、点滅の3段階で調節可能。

通常でも割とワイドな光

通常でも割とワイドな光

ペットボトルで光を拡散すると便利

ペットボトルで光を拡散すると便利

小さい割にはワイドな光のLEDライトですが、正面からみると結構眩しいです。

なので、そのまま使うよりは水を入れたペットボトルを置いて光を拡散するようにするのがおすすめ。

こうすることで光がソフトになり範囲も増えるので、停電時に便利です。

ディスプレイで電池残量や出力が確認可能

電池残量や出力が確認可能なディスプレイ

ディスプレには、充電可能時間やバッテリーの残量、入出力の時間が数値で表示されるためわかりやすくて便利。

充電中でも5分以上操作しないとディスプレイは消灯するため、就寝時などに使ってもLEDの煩わしさを感じません。

USB-Cは出力100W

USB-Cは出力100W

USB-Cポートの出力は100Wのため、Macbook Pro13インチを急速充電可能。

60Whのノートパソコンなら約10回も充電できるため、出先でのバッテリー切れの心配が無くなります。

River Pro車に積んでおけば、日本縦断の旅をしながらノマドワークすることも可能できちゃいます!

Nacchi
車旅でのノマドワークは、一度はやってみたい夢。
USB-Aポート3つ搭載

USB-Aポート3つ搭載

USB-Aポートは、出力12Wを2つ、出力28Wを1つ搭載。

スマホやタブレット、ワイヤレスイヤホンなどをまとめて充電できます。

一人で使う場合はこんなに同時充電することってほとんどありません。

ただ、停電時や災害時などに家族や友人と一緒に過ごしている場合は、複数デバイスの同時充電ができると重宝します。

Nacchi
11Whのスマホを約59回充電できるらしいので、スマホの充電切れも心配ないですね(笑)
シガーソケット&DCポート×2

シガーソケット&DCポート×2

右側にはシガーソケットとDCポートが2つあるのですが、電気にあまり詳しくないため正直メリットがわかりません…

Nacchi
誰か詳しい方教えて下さい…
本体左側面に入力ポートが集約

本体左側面に入力ポートが集約

入力ポートはカバー付き

入力ポートはカバー付き

本体左側面に、River Pro自体を充電するための入力ポートが集約されています。

ACポートを使えば1.6時間で満充電できるので、基本はACポートを使い、外で充電するしたい場合は、車のシガーソケットや別売りのソーラーパネルを使用することができます。

Nacchi
僕のように停電対策では不要ですが、キャンプで使う予定の人はソーラーパネルも買うほうがいいと思います。
右側面にAC出力ポート×3

右側面にAC出力ポート×3

本体右側にはACポートが3つついており、扇風機や炊飯器、ドライヤーなどUSB端子ではない家電の使用が可能。

AC出力で家電が使える

AC出力で家電が使える

1200Wのセラミックファンヒーター

1200Wのセラミックファンヒーター

ちょっと弱めだけど使える

ちょっと弱めだけど使える

1200Wのアイリスオーヤマのセラミックファンヒーターをダメ元で使えるか実験したところ、問題なく動作しました。

独自のX-Boost機能により家電の動作電圧を下げて動作させているらしいので、コンセントに指したときよりは風量が弱くなるため、長時間の使用には向きません

ACポートの下に補助バッテリー接続ポート

補助バッテリー接続ポート

ACポートの下には補助バッテリー接続用のポートがあり、ここに別売りの補助バッテリーを接続することで、バッテリー容量を720Whから1440Whに増強することが可能。

停電対策用として使う分なら720Whでも十分だと思いますが、キャンプで使うと意外とあっさり消費しそうなので、容量をあとから追加できるもRiver Proのいいところだと思います。

EcoFlow Riverシリーズの違い

つづいてRiverシリーズの違いを見ていきましょう。

製品名 River Pro River2 River2 MAX
外観
容量 720Wh 256Wh 512Wh
満充電時間 1.6時間 1時間 1時間
AC出力 ポート数 ×3 ×2 ×4
定格出力 600W  300W 500W
最大出力 1200W 600W 1200W
DC出力 USB-C ×1 ×1 ×1
USB-A ×3 ×2 ×3
シガーソケット ×1 ×1 ×1
DC5521 ×2 ×2
ソーラー充電時間
(160W)
6~12時間 2.5~5時間 4~8時間
専用エクストラバッテリー 720Wh - -
充電回数 800サイクル 3000サイクル 3000サイクル
サイズ(cm) 28.8×18.5×25.3 24.5×21.4×14.2 27×26×19.6
重量 7.6kg 3.5kg 6kg
価格(※1) 79,800円  29,900円 64,900円

メモ

※1 2023年3月10日時点のAmazonでの価格

2023年3月現在販売されているRiverシリーズは、「River Pro」「River2」「River2 Max」の3種類。

以前は「River」「River Max」がありましたが、第2世代が発売されてからなくなりました。

River2 Proも発表されていますが未発売となっているため、旧世代と新世代が混ざった商品展開になっています。

それぞれポート数や出力の違いはありますが、3つの製品の一番の違いはバッテリーの容量で、無印→Max→Proの順で大きくなります

通常はバッテリー容量に比例して充電時間も長くなりますが、River2とRiver Proの容量は約2.8倍も違うのに、充電時間は約36分しか違いがありません。

容量が大きくなるにつれて重くはなりますが、大は小を兼ねるし、停電や災害時は大容量のほうが絶対に便利なので、僕はRiver Proを選びました。

ただし、第2世代になって充電回数が800回から3,000回に大きく伸びているため、長期利用を考えた場合は第2世代のほうがおすすめ。

Nacchi
大容量かつ長持ちするポータブル電源が必要であれば、River2 Proの発売を待つのもありだと思います。

EcoFlow River Proの同梱物

River Proの同梱物

River Proの同梱物

  • River Pro本体
  • AC充電ケーブル
  • シガーソケット充電ケーブル
  • ソーラーパネル充電ケーブル(MC4-XT60変換用)
  • DC5521-DC5525ケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • 保証カード

River Proの同梱物はこんな風に豊富で、様々な充電方法に対応したケーブルが最初から付属されています。

シガーライターソケットを使ってRiver Proが充電できるケーブルもついているので、キャンプに向かう車中で充電して、キャンプ中に電気を利用することだって可能。

Nacchi
ゆくゆくは車で移動しながら車中でブログやYouTubeの動画編集をやりたいなと思っています♪

EcoFlow River Proと他のポータブル電源の比較

続いてRiver Proと他のポータブル電源を比較していきます。

実機を持っていないためスペック上の比較にはなってしまいますが、購入する際の参考にしてみてください。

製品名 EcoFlow
River Pro
Anker
535 Portable Power Station
Jackery
ポータブル電源 708
外観
容量 720Wh 512Wh 708Wh
満充電時間 1.6時間 約3.4時間 約5時間
AC出力 ポート数 ×3 ×4 ×2
定格出力 600W 500W 500W
最大出力 1200W 750W 1000W
DC出力 USB-C ×1 ×1 ×1
USB-A ×3 ×3 ×2
シガーソケット ×1 ×1 ×1
DC5521 ×2 - -
ソーラー充電時間(160W) 6~12時間 調査中 約11時間
専用エクストラバッテリー 720Wh - -
充電回数 800サイクル 3,000サイクル 500サイクル
サイズ(cm) 28.8×18.5×25.3 29.2×18.8×25.2 29.97×19.15×19.05
重量 7.6kg 7.6kg 6.8kg
価格(※1) 79,800円 64,900円 84,500円

ポータブル電源を販売している有名なメーカーの、バッテリー容量が近いものを集めてみました。

サイズや重量は3つともほとんど違いがありませんが。充電速度や最大出力をみるとRiver Proのほうが優れていることがわかります。

また、容量が足りないと思った場合でも、River Proは補助バッテリーを使うことで容量を増強できますが、他の2つはそれができません。

充電回数は、AnkerのPower Stationのほうが3000サイクルと圧倒的に多いため長期間使う上では優れていますが、価格や他のスペックをとのバランスを見ると、コスパが良いのはRiver Proだと言えるでしょう。

EcoFlow River Proを実際に使ってみた感想

ここからは、僕が実際にRiver Proを使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。

蓄電時間が早いので繰り返し使いやすい

River Pro最大のメリットは間違いなく1.6時間と短時間で満充電できること。

大容量で長時間使えるのは便利ですが、蓄電時間に時間がかかってしまうと繰り返し使うのが大変だし、万が一充電を忘れた際に使えない可能性もあります。

多くのポータブル電源が3時間以上の充電時間が必要な中、1.6時間での急速充電は驚異的。

これだけでRiver Proを選ぶ価値があると感じました。

扇風機が40時間以上使えるのが便利過ぎる

扇風機が40時間以上使える

扇風機が40時間以上使える

River Proなら、扇風機の弱が40時間以上も使用可能。

これだけ長く使えれば台風時の停電もすっかりカバーできるため、蒸し暑さに苦しみながら眠れない夜を過ごさなくて良くなります。

Nacchi
ただ、せっかくRiver Proを買ったのにまだ一回も停電してないんですよね…今は逆に次の停電が楽しみです(笑)

持ち運ぶには重い…

River Pro唯一のデメリットは約7.6kgと重いこと

バッテリー容量が大きいため、これは他のポータブル電源も同じことが言えますが、持ち運ぶのは結構大変です。

そのため、自宅で使う場合は定位置を決めておいて動かさないようにするのがベスト。

キャンプに持っていく場合は、折りたたみ式のキャリーカートがあったほうがいいと思います。

EcoFlow River Proを安くお得に購入する方法

定価が7万円台のRiver Proですが、購入するならAmazonタイムセールや楽天スーパーセールのタイミングを狙いましょう

毎回セールのタイミングで大幅割引の対象になっており、僕は約2万円も安く購入できました

ブラックフライデーや年末商戦などでも安くなることが多いので、緊急で購入する必要がない場合は、セールになるまで待つことをおすすめします。

まとめ

  • EcoFlow River Proは、720Whの大容量にも関わらず1.6時間で満充電できるポータブル電源
  • 1200Wのドライヤーも使用可能
  • 停電などの防災グッズ、キャンプ用品としておすすめ

今回はEcoFlowのポータブル電源River Proをレビューしました。

ほぼ毎年台風の直撃による停電に苦しんでいたためずっと欲しかったポータブル電源。

様々な製品がある中でいろいろ悩みましたが、1.6時間で満充電できるのはマジで最高です。

全国的に台風による停電被害が増えているのため、万が一に備えて購入してみてはいかがでしょうか?

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