SwitchBotでGPSを使う方法

+ リンクにはプロモーションを含みます。

当ブログの一部のリンクにはアフィリエイト広告を掲載しています。詳しくはプライバシーポリシーをご確認ください。

スマートホーム

SwitchBotでGPSをトリガーにしてアクションを実行する方法

家電をスマホや声で操作できるSwitchBotのスマートリモコン「ハブミニ」って便利ですよね。

SwitchBotハブミニ

SwitchBotハブミニ

ほぼ同等の機能をもつNature Remo Mini2と比べても安く、購入しやすいのもメリット。

でもSwitchBotのアプリでは、GPSをトリガーにしてアクションを実行することができません。

2022年11月のアップデートで、ベータ版ではありますが、SwitchBot純正アプリにジオフェンス機能が追加され、GPSを使ったトリガーを作成できるようになりました!

SwitchBotのトリガー設定画面

SwitchBotのトリガー設定画面

Nature Remoのトリガー設定画面

Nature Remoのトリガー設定画面

GPSをトリガーにできると、

  • 家から〇〇m離れたら自宅の電気をすべて消す
  • 家に近づいたら、エアコンを付けて、玄関の電気をつける

このような家電の操作が可能になります。

Nature RemoとSwitchBotの比較でGPS機能の有無をあげているブログをたまに見かけますが、前述したようにアプリがアップデートされたことでSwitchBotでもGPSを使ったトリガーが作れるようになりました。

この記事では、SwitchBotのハブミニでGPSを使って家電を操作するための方法と詳しい設定方法を紹介します。

この記事の内容を動画でチェック!

SwitchBot製品レビュー

SwitchBotでGPSを使う2つの方法

  • SwitchBotアプリのジオフェンス機能を使う(おすすめ)
  • IFTTTのGPS機能を使ってSwitchBot製品を操作する

当初は、SwitchBotでGPSを使いたいならIFTTTを使う必要がありましたが、アプリのアップデートによってSwitchBotの純正機能でもGPSが使えるようになりました。

ここではこれら2つの具体的な使い方を紹介していきます。

SwitchBotアプリのジオフェンス機能でGPSを使う方法

まずはSwitchBotの純正アプリを使った方法を紹介します。

ジオフェンス機能とは

ジオフェンスとは、仮想的な境界線で囲まれた任意のエリアのこと。これによりGPSによる位置情報を利用して、トリガーを実行できる。

SwitchBotアプリを開き、シーンをタップ

SwitchBotアプリを開き、シーンをタップ

右上の「+」をタップ

右上の「+」をタップ

条件を追加をタップ

条件を追加をタップ

ジオフェンス機能をタップ

ジオフェンス機能をタップ

任意の条件をタップ

任意の条件をタップ

条件を実行するエリアを選択

条件を実行するエリアを選択

エリアは100m〜10kmで指定可能

エリアは100m〜10kmで指定可能

任意で対象に日時を設定し保存をタップ

任意で対象に日時を設定し保存をタップ

アクションとシーン名を設定し、テストをタップ

アクションとシーン名を設定し、テストをタップ

実行をタップ

実行をタップ

テストをタップしてあとに設定したアクションが正しく実行されるか確認しましょう。

初めて利用する場合は位置情報の変更が求められます。

設定へをタップ

設定へをタップ

位置情報を常に許可へ変更

位置情報を常に許可へ変更

上記の手順をすべて終えると、このようにシーンが追加されます。

正常に動作するか確認するため、自宅からエリア外に出入りして、予定通りの動作をするか必ず確認しましょう。

IFTTTを使ってSwitchBotでGPSを使う方法

参考

IFTTTとは、Webサービス同士を連携させて自動化してくれるサービスで、例えば以下のようなことが可能です。

  • YouTubeに動画をアップロードしたら、Twitterでツイート
  • Googleスプレッドシートと連携してTwitterでツイート

感の良い人であればもうお気づきかもしれませんが、IFTTTに実装されているGPSトリガーを利用してSwitchBotのアクションを実行させます。

エアコンやテレビなどの赤外線を使って起動するものだけじゃなく、SwitchBotの指ロボットにアクションを実行させることができるので、赤外線非対応の照明や家電を操作することも可能

無料版だと3つまでしかアプレットを設定できず、機能をある程度制限されてしまいますが、それでもSwitchBotでGPSを使う分には問題ありません。

一度設定してしまえばずっと使えるので、次の項で具体的な方法を紹介していきますね。

IFTTTを使ってGPSをトリガーにSwitchBotのアクションを実行する具体的な方法

IFTTTの設定画面は英語にしか対応していないので、英語が苦手な人や初めて利用する人は難しく感じるかもしれませんが、手順を追って説明するので挑戦してみてください。

Nacchi
iPhoneでの設定手順を紹介しますが、Androidでもほぼ同様にできると思うので参考にしてみてくださいね。

1.IFTTTのスマホアプリをダウンロードしてインストール

IFTTTアプリIOS版

IFTTTアプリIOS版

IFTTTのスマホ専用アプリをAppストアからダウンロードして、インストールします。

2.アプレットの作成

IFTTTアプリトップ画面

IFTTTアプリトップ画面

画面一番下の「Create」をタップします。

僕の場合はすでに2つのアプレットを登録しているので、上記のようになっていますが、初めて設定する場合は何も表示されません。

3.トリガーの設定

IFTTTのアップ設定画面

IFTTTのアップ設定画面

「If This」をタップして、トリガーを設定していきます。

この画面について簡単に紹介すると、こんな感じ。

メモ

  • If Than:トリガー(もしこの条件になったら)
  • Then That:アクション(このアクションを実行する)

トリガーに設定した条件が整った場合に、アクションを実行するということ。

先に上げた例で言うと、「YouTubeに動画をアップロードしたら(トリガー)、Twitterでツイートする(アクション)」といった感じです。

4.トリガーにロケーションを設定

トリガーにLocationを設定

トリガーにLocationを設定

検索ボックスに「location」と入力し、見つかったLocationをタップします。

Locationをトリガーに設定することで、スマホのGPS(位置情報)を元にアクションを実行できるようになります。

5.トリガーの条件を設定

トリガーの条件を設定

トリガーの条件を設定

Locationをトリガーにする場合3つの条件から選ぶことができます。

  • You enter or exit an area:指定したエリアに出入りしたとき
  • You exit an area:指定したエリアから出たとき
  • You enter an area;指定したエリアに入ったとき

例えば、「外出時(自宅エリアから出たとき)に家電をすべてOFFにする」と設定すれば、エアコンや照明の消し忘れを防止できます。

逆に、「帰宅時(じたく自宅エリアに入ったとき)に玄関の照明をつけて、エアコンを付ける」といったことも可能です。

今回は、帰宅時に廊下の照明をつける設定をしたいので、「You enter an area」をタップします。

6.対象エリアを指定

対象エリアを指定

対象エリアを指定

地図が表示されるので、住所で検索し、自宅エリアを指定したら「Save」をタップします。

エリアの拡大

エリアの拡大

エリアの縮小

エリアの縮小

ちなみに指定するエリアの範囲を拡大したり縮小したりすることも可能です。

でもあまり範囲を広くしてしまうと、自宅そこまで近づかなくてもアクションが実行されてしまうので、最大まで地図を拡大して、トリガーの範囲を狭くすることをおすすめします。

7.トリガーの確定

トリガーの確定

トリガーの確定

前項で指定したエリアが表示されるので、問題がなければ「Create trigger」をタップします。

8.アクションの設定

アクションの設定

アクションの設定

トリガーの設定が完了したので、続いて実行するアクションを設定します。

「Then That」をタップします。

9.アクションにSwitchBotを設定

SwitchBotを指定

SwitchBotを指定

検索ボックスに「SwitchBot」と入力し、表示された「SwitchBot」をタップします。

10.SwitchBotで実行するアクションを指定

SwithBotのアクション設定画面1

SwithBotのアクション設定画面1

SwithBotのアクション設定画面2

SwithBotのアクション設定画面2

SwithBotのアクション設定画面3

SwithBotのアクション設定画面3

SwitchBotで指定出来るアクションの一覧が表示されるので、任意のアクションをタップします。

一部日本語化されていますが、日本語化されていないものはこんな感じ。

  • Bot press:指ロボットで押す(押すモードの場合)
  • Bot trun on:指ロボットのON(スイッチモードの場合)
  • Bot turn off:指ロボットのOFF(スイッチモードの場合)
  • Turn Plug on:スマートプラグON
  • Turn Plug off;スマートプラグOFF

僕の自宅の廊下の照明は、ワイヤレススイッチがないので、指ロボットで遠隔操作しています。

なので今回は、「Bot press」をタップします。

11.アクションを実行するデバイスを指定

アクションを実行するデバイスを指定

アクションを実行するデバイスを指定

「Choose a device」でアクションを実行するデバイスを選択します。

あらかじめSwitchBotの専用アプリでデバイスを認識させておく必要があるのでその点は要注意

12.トリガーとアクションの確認

設定したトリガーとアクションの確認

設定したトリガーとアクションの確認

上記手順で設定したトリガーとアクションが簡易表示されます。

IFTTTのProプランであれば、トリガーとアクションを複数追加することができますが、無料のStandardプランの場合は、トリガーとアクションは1つずつしか設定できません。

問題がなければ「Continue」をタップします。

13.アプレットの登録確定

アプレットの登録確定

アプレットの登録確定

最後に、作成したアプレットの名前と通知設定を行って登録を確定します。

名前変更する場合は「Edit title」をタップしてテキストボックスに任意の名前を設定します。できるだけわかりやすいタイトルを設定することをおすすめします。

設定したトリガーを元に、アクションが実行された場合にスマホに通知をしたい場合は、「Receive notifications when this Applet is active」をONにしてください。

Nacchi
正しくアプレットが動作しているか確認するために、最初は通知をONにして、正常に動いていればOFFにするのがおすすめ♪

問題がなければ「Finish」をタップして設定完了です。

この状態で指定したエリアから出る(トリガー)と、指ロボットを押す(アクション)が実行され、廊下の照明がOFFになります。

正しく実行されるた場合

正しく実行されるた場合

まとめ

  • SwitchBotでも、GPSをトリガーにしてアクションを実行できる
  • SwitchBotでGPSを使うには、公式アプリのジオフェンス機能かIFTTTを使う2つの方法がある
  • SwitchBotアプリのジオフェンス機能のほうがより簡単でおすすめ
  • IFTTTは無料で使えるけど、設定できるシーンにの数に制限がある

今回は、ISwitchBotでGPSを使う方法を紹介しました。

SwitchBotのスマートリモコンハブミニは、類似製品である「Nature Remo mini3」よりも安いので、できるだけお金をかけずにスマートホーム環境を整えたい人におすすめです。

ただ指ロボットの押すモードを使う場合、ON/OFF状態の判定ができないので、家を出るときにあえて廊下の照明をつけておかないといけなくなります・・・

1.外出時の廊下の照明 2.外出してアクション実行 3.廊下の照明
ON 指ロボッtでスイッチを押す OFF
OFF ON

この問題を解決するには照度センサーが別に必要。

Nacchi
また余計な出費が…

照度センサーを使った自動化の方法はまた次回紹介したいと思います。

何か質問があれば気軽にコメント下さい♪

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Nacchi

ガジェットや最新の家電が大好きな沖縄人。 YouTubeとブログで実際に使ってみたデバイスのレビューを紹介しています。

-スマートホーム
-

© 2025 なちブガジェット Powered by AFFINGER5