出先でMacbookを使って仕事をする人にとって死活問題なのがバッテリー残量。
最近では、パソコンやスマホ充電用のコンセントを完備したカフェが増えてきているので、バッテリー切れを気にせず仕事に打ち込めますが、毎回コンセント付きの席に座るのは難しいのではないでしょうか。
僕も気分転換にカフェに行って仕事をすることがありますが、大学生が勉強していることが多く、電源を確保できない席で作業することがほとんど。
途中で電池切れになってデータが飛んだら困るので、バッテリー残量を気にしながら作業していますが、気がついたら電池残量10%以下ということが何度かあったため、Macbookを充電できるモバイルバッテリーを購入しました。
このモバイルバッテリーを使い始めて3ヶ月くらいったので、同梱物やスペックの紹介、実際に使ってみた感想を紹介します。
数あるモバイルバッテリーの中からRAVPOWER RP-PB201を選んだ2つの理由
Macbookをはじめとしたノートパソコンを充電できるモバイルバッテリーは沢山販売されています。
その中から僕がRP-PB201を選んだ理由を紹介します。
最大60w出力でPD3.0に対応。Macbookを充電できる
僕がモバイルバッテリーを必要としていたのは、Macbook Pro13インチを充電するため。
スマホを充電できる小型で軽量のモバイルバッテリーは多いですが、ノートパソコンの充電には対応していないものもあるため、高出力のものが必要でした。
Macbook Pro13インチの純正の充電器の出力は61wですが、RP-PB201は最大60wでPowerDelivery3.0に対応しているので出力は十分。
約2時間でMacbook Pro13インチを満充電できる性能が気に入りました。


USB-C&Aポート搭載で様々なものを同時充電可能
大容量のバッテリーなのでノートパソコンのほかに、スマホや他の電子機器を充電したくなるもの。
USB-AとUSB-Cポートを1つずつ搭載しているので、同時に2つの機器を充電可能なので時短になり便利です。


RP-PB201のスペック
バッテリー容量 | 20000mAh/ 72.6Wh |
---|---|
充電時間 | 3時間〜 |
入力ポート | USB-C:最大30w、PD対応 |
出力ポート | USB-A:最大18w、QC3.0対応 USB-C:最大60w、PD対応 |
サイズ | 約 151.7 x 66.7 x 25.2 mm |
重量 | 約 371.7 g |
RP-PB201特徴は、20000mAhの大容量かつ最大出力60wのハイパワーなところ。
バッテリーサイズ&重量とバッテリー容量と比例して大きくなるため、決して小さくも軽くもありませんが、性能の割にはコンパクトに収まっているのでは?と個人的には思います。
製品名 | バッテリー容量 |
---|---|
Macbook Pro 13インチ | 15675mAh / 58Wh |
Macbook Pro 16インチ | 27027mAh / 100Wh |
Macbook Air | 13486mAh /49.9Wh |
iPhone12 | 2775mAh / 10.268Wh |
iPhoneSE(第2世代) | 1821mAh / 6.738Wh |
GooglePixel 5 | 4080mAh / 15.096Wh |
Galaxy S20 | 4000mAh / 14.8Wh |
Oppo Reno3 A | 4025mAh / 14.893Wh |
ニンテンドースイッチ | 4310mAh / 15.947Wh |
主要パソコンとスマホのバッテリー容量を調べてみました。
注意ポイント
表に記載されている全ての製品の充電が可能かどうかは検証していないので不明です。予めご了承ください。
Macbook対応の大容量モバイルバッテリーということもあり、20000mAhもあればほとんどの製品をフル充電することが可能。
スマホであれば4回以上も充電できるので、コレ1つアレば電池切れの心配はありません。
ニンテンドースイッチの充電もできるので、外で長時間ゲームをしたい人にもおすすめです。
給電能力
USB-Cポートのみ使用 | 最大60w |
---|---|
USB-Aポートのみ使用 | 最大18w |
2ポート同時使用 | 最大45w+15w |
RP-PB201の宮殿能力はご覧の通り。
どちらかのポート1つだけを使った場合最大出力で供給されますが、2つのポートを同時に使用した場合は、最大でUSB-C(45w)、USB-A(15w)の出力に切り替わります。
つまり、Macbook、iPhone、iPadなど、いずれにせよ最短で充電したい場合は、1ポートだけ利用しましょう。
RP-PB201の同梱物
同梱物 | RP-PB201本体 |
---|---|
USB-Cケーブル(60cm) | |
取扱説明書 | |
サポート情報カード |


RP-PB201の付属品はこんな感じ。
入出力に使えるUSB-Cケーブルは付属されていますが、アダプタは同梱されていないので別途用意する必要があります。
本体を充電する際もPDに対応しているので、できれば30w以上の急速充電器を用意しましょう。そのアダプタを使えば、20000mAhという代用容量にもかかわらず、約3時間で満充電が可能です。
おすすめは、以前紹介した RP-PC133。
小型で軽量で持ち運びに便利な急速充電器です。
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RP-PB201を3ヶ月使ってみて感じたメリット
ここからは、実際にこのモバイルバッテリー3ヶ月使ってみて気づいたメリットやデメリットを紹介していきます。
出先でのMacbookの電池切れの不安がなくなった
前述しましたが、出先でMacbookを使う際に、電源を確保できなかったときの電池切れによる作業の中断に悩んでいました。
- 時間を決めて作業をする
- 作業効率を上げて短時間で仕事をこなせるようにする
このようなことも試みましたが、わざわざ遠出しているのでできるだけ長く作業したいというのが本音。
このモバイルバッテリーのおかげで4、5時間はバッテリー残量を気にせず作業ができるようになりました。
数時間もカフェにいると、どこかのタイミングでコンセントが使える席がほぼ確実に空いたりするので、その際に席を移動してMacbookとモバイルバッテリーを充電することで、半永久的に外で作業することも可能w


停電時の予備電源として使える
台風が頻繁に来る沖縄では、よく停電になります。電気がないとネットもエアコンも使えないので、あまりに長く続くとめちゃくちゃ辛い・・・
ただiPhoneを最低でも4回以上は充電できるほどの容量があるため、事前に動画をダウンロードしておけば、停電中も暇つぶしには困りません。
また充電式の小型扇風機もこのモバイルバッテリーで充電できるので、エアコンが使えないことによる暑さの心配もなくなりました。
RP-PB201のデメリット
とても気に入っているモバイルバッテリーですが、一つだけ不安なことがあります。
それは、重いこと。
大容量なので、サイズと重量が大きくなるのは致し方ありませんが、手にもつとずっしりとした重さを感じます。
Macbook Pro、モバイルバッテリー、アダプタを入れるとそれなりの重さになり、長距離持ち歩くには正直不便。
手で持ったり、肩に下げるタイプのカバンだと重くて疲れてしまうので、できればバックパックタイプのカバンに入れて持ち歩くことをおすすめます。
まとめ
- RP-PB201は最大60w、20000mAhの大容量でMacbook Air/Proを充電できるモバイルバッテリー
- USB-C&Aポート搭載で、2つのデバイスを同時に充電可能
大容量でハイパワーのRP-PB201は、僕のようにMacbook Pro13インチやAirを使っている人に特におすすめ。
なぜなら、急速充電が可能で1回は満充電が可能なので、バッテリー残量を気にすることなく出先で作業ができるからです。
キャンプなどのアウトドアの際には、スマホだけじゃなくワイヤレススピーカーなども充電できるので重宝すること間違いなし。
最近では、全国的に台風の影響による停電が起こったりするので、万が一のときの予備電源として確保しておくのもいいかもしれませんね。