今回レビューするのは、CIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro 30W」。
大きさ、重さ共に10000mAhのモバイルバッテリーの中では世界最小クラスで、30Wの高出力に対応しためちゃくちゃ凄いやつ!
この記事では、CIO SMARTCOBY Proのスペックや同梱物の紹介、他のモバイルバッテリーとの比較、実際に使ってみた感想を紹介します。
モバイルバッテリーの購入を考えている人の参考になるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
モバイルバッテリーレビュー
CIO SMARTCOBYProのスペック
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
入力 | USB-C:最大20W |
USB-C出力 | ×1:最大30W |
USB-A出力 | ×1:最大30W |
Power Delivery | 対応 |
パススルー充電 | 対応 |
サイズ | 約77 x 56 x 26mm |
重量 | 約183g |
カラーバリエーションは白と黒の二種類ですが、今回は白を選んでみました。
真横からみるとCIOのロゴがあるだけのシンプルなデザインなので、パッと見るとモバイルバッテリーはわかりません。
LCDスクリーン付きで、バッテリー残量を確認しやすいのがこのモバイルバッテリーの特徴の一つ。
残量の表示方法は簡単で、LCDスクリーンの真横にある電源ボタンを押すだけ。
スペック上の使用は重さ183gですが、実際に測ってみると179g。横幅も77mmしかない小型で軽量のモバイルバッテリーだということがわかります。
詳しくは、他のモバイルバッテリーの比較の部分でで紹介します。
ポートは、USB-AとUSB-Cポートが両側面に1つずつ。
ほとんどのモバイルバッテリーはポートが片側に集中しているのでこれはかなり珍しい作りです。
最大出力は30Wですが、2つのポートを同時利用した場合は最大18Wまでに制限される仕様らしいです。
店面には入出力のスペックが細かく記載されています。
USB-Aで最高出力12Wはよくありますが、30Wは中々ないので、この点もとても良いと思います。
CIO SMARTCOBYProの同梱物
- SMARTCOBY Pro本体
- 充電用USB−Cケーブル:約50cm
- 取扱説明書
同梱物は至ってシンプル。
USB充電器が含まれていないので、別途用意する必要があります。
入力は20Wまで対応しているので、20W以上の急速充電器を使うと、モバイルバッテリー自体を最短で充電できるのでおすすめ。
CIO SMARTCOBYProと他のモバイルバッテリーとの比較
同じ10,000mAhのモバイルバッテリーとどう違うのか比較してみましょう。
製品名 | CIO SMARTCOBY Pro | Anker PowerCore Fusion10000 |
Anker PowerCore 10000 |
---|---|---|---|
外観 | |||
バッテリー容量 | 10,000mAh | 9,700mAh | 10,000mAh |
入力 | USB-C:最大20W | AC | MicroUSB:最大10W |
USB-C出力 | ×1:最大30W | ×1:最大20W | - |
USB-A出力 | ×1:最大30W | ×1:最大12W | ×1:最大12W |
Power Delivery | 対応 | 対応 | 非対応 |
パススルー充電 | 対応 | 対応 | 非対応 |
サイズ | 約77 x 56 x 26mm | 約82 × 82 × 35mm | 約92 x 60 x 22mm |
重量 | 約183g | 約278g | 約180g |
価格(※1) | 4,378円 | 4,790円 | 2,990円 |
メモ
※1 Amazonでの定価
今回は、容量が同じ10,000mAhのモバイルバッテリー2つと比較してみたいと思います。
サイズと重量比較
大きさをを比べると、SMARTCOBY Proがひときわ小さいことがわかります。
PowerCore Fusion 10000は、コンセントが一体化しているので充電器不要で便利ですが、その分大きさも厚みもあることがわかります。
PowerCore 10000が一番薄型ですが横幅はわずかに大きいので、大きさと重量だけ見るとSMARTCOBY Proが持ち運びに便利だと言えるでしょう。
ポート数と入出力の性能比較
SMARTCOBY ProはUSB−CとUSB-Aポートが一つずつあり、それぞれ最大30W出力に対応しているため、他のモバイルバッテリーよりも圧倒的に便利。
PowerCore Fusion 10000もポート数は同じですが、最大出力が20Wなので出力が及びません。
PowerCore 10000はUSB-Aポートが一つしかなく、最大出力12Wなので3つの中では一番非力です。
また、入力が大きければ大きほど、モバイルバッテリー自体の充電時間も短く済むので、最大20Wに対応したSMARTCOBY Proが便利です。
10,000mAhのモバイルバッテリーならCIO SMARTCOBY Proが圧倒的におすすめ
大きさや重量、スペックを比較しても、この3つの中では圧倒的位にSMARTCOBY Proが便利というのが僕の結論。
価格が4,000円を超えるので、10,000mAhのモバイルバッテリーの中では高価な部類に入ると思いますが、それに見合う性能を持ち合わせているので、10,000mAhのモバイルバッテリーを買うならSMARTCOBY Proをおすすめします。
CIO SMARTCOBYProを実際に使ってみた感想
ここからは、僕が実際にSMARTCOBY Proを使ってみた感想を紹介します。
30W出力で様々なデバイスを充電できて便利
30Wで高出力なのがこのモバイルバッテリーの最大の魅力。
スマホを充電のできるのはもちろんですが、こんなに小さいモバイルバッテリーなのにMacbook Airも充電できるので、電源を確保できないときの補助電源として持っておくと便利です。
20W入力可能で充電が早いのでナイス
デバイスの充電速度が早いのもそうですが、モバイルバッテリー自体の充電速度も早いのが非常に便利。
充電用のアダプタが付属されていないので購入する必要はありますが、20W以上の充電器を使えば最短で充電できます。
同じCIOの「CIO-G65W1C」なら、小型で軽量かつ65Wの高出力。SMARTCOBY Proだけじゃなく、MacbookPro 13インチも急速充電が可能なのでおすすめです。
パススルー充電対応でモバイルバッテリーとデバイスの充電が楽
SMARTCOBY Proはパススルー充電に対応していて、こんな風にデバイスと接続することで、充電を一箇所にまとめることができます。
デバイスが先に充電され、その後モバイルバッテリーが充電されるので、同時充電されて時短ができるというわけではありませんが、夜寝るときにセットしておけば、朝にはスマホとSMARTCOBY Proの両方の充電が完了。
コンセントも1つで済むので、充電スペースがシンプルになって使いやすいです。
まとめ
- CIO SMARTCOBY Proは、小型で軽量、30W出力に対応した便利なモバイルバッテリー
- 20Wの入力に対応し、モバイルバッテリー自体も素早く充電可能
これまで7種類ほどモバイルバッテリーを使ってきましたが、スマホを充電するには10,000mAhが丁度良く、重さやサイズとのバランスが良いと思います。
SMARTCOBY Proは、その中でも小型で軽く高出力なので、迷っているならコレを買っておけば間違いない!と言えるくらい気に入って使っています。
既にモバイルバッテリーを使っている人は買い換える必要はないと思いますが、持ち運びに便利なモバイルバッテリーを探している人は、購入を検討してみてください。