今回レビューするのは、CIOの急速充電器「G65W1C」。
小型で軽量なのに65W出力のハイパワー充電器で、Macbook Pro13インチも充電可能なめちゃくちゃ便利な製品です。
この記事では、CIO-G65W1Cのスペックや他のUSB充電器との比較、実際に使ってみた感想を紹介します。
小型急速充電器を探している人参考になるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
僕がCIO-G65W1Cを購入した2つの理由
まずは、僕がCIO-G65W1Cを購入した理由を紹介します。
持ち運び用に、小型で軽量の急速充電器が欲しかった
Macbook Pro13インチ用にAnkerのNanoⅡ 65W急速充電器を使っているのですが、小型の割には重く横幅があって、電源タップによっては指すのが困難なのが少しだけ不満でした。
それに対してCIO-G65W1Cは、スリムで軽いデザインなので、この不満を解消できるのは?という期待が持てました。
複数ポートで大きいものより、小型で軽量のものを選んだ
CIOの急速充電器の中には、65Wで複数ポートを搭載したものもあります。
複数のデバイスを同時充電できるので便利ですが、それに比例して大きさも重量も増えるので、それよりは小型で持ち運びしやすいものを選びました。
CIO-G65W1Cのスペック
最大出力 | 65W |
---|---|
USB-C | ×1 |
Power Delivery | PD3.0対応 |
PPS | 対応 |
カラー | ホワイト/ブラック |
サイズ | 約40 x 50 x 28mm |
重量 | 約87g |
CIO-G65W1Cの一番の魅力は、小型で軽量、ハイパワーなこと。
スペック上の重量は約87gですが、実測値は76gと11gも軽い!
Macbook Pro13インチ用の純正充電器は201gなので、圧倒的に軽いことがわかります。
プラグは収納可能になっているので、折りたためばより省スペースでガジェットポーチにすっぽり入ります。
小型のUSB充電器の中にはプラグを収納できないものもあるので、地味に嬉しいポイント。
USB-Cポートが1つしかないので複数デバイスの同時充電はできませんが、同時充電をほぼ使わない僕には特に気になりません。
底面には他の充電器同様にスペックが表記されています。
CIO-G65W1Cの同梱物
- CIO-G65W1C本体
- 取扱説明書
同梱物は本体と説明書のみでかなりシンプル。
充電用のUSB-Cケーブルは入っていないので別途用意する必要があります。
注意ポイント
USB-Cケーブルの中には60W出力にしか対応していないものもあるので、65Wでデバイスを充電したい場合は、100W出力に対応したUSB-Cケーブルを購入してください。
本当はメーカーを統一したいところですが、僕はナイロン製のケーブルが好きなのでAnkerのPowerLine+ IIをつかっています。
こんな風に折りたたんで、結束バンドでコンパクトになるのでとても便利。
出力は60Wですが、Macbook Pro13インチの充電ならコレで十分。全然不満はありません。
CIO-G65W1Cと他の急速充電器との比較
せっかくなので、他のUSB-C充電器と比較してみましょう。
選んだのは同じ単ポートのAnker NanoⅡ 65WとMacbook Pro13インチ純正の充電器。
製品名 | CIO-G65W1C | Anker NanoⅡ 65W | Apple 純正61W |
---|---|---|---|
外観 | |||
最大出力 | 65W | 65W | 61W |
USB-C | ×1 | ×1 | ×1 |
Power Delivery | PD3.0対応 | PD対応 | PD2.0対応 |
PPS | 対応 | - | - |
カラー | ホワイト/ブラック | ホワイト/ブラック | ホワイト |
サイズ | 約40 x 50 x 28mm | 36 x 42 x 44 | |
重量 | 76g | 112g | 201g |
価格(※1) | 3,735円 | 3,990円 | - |
メモ
※1 Amazonでの定価
横に並べてみると、Macbook Pro13インチの純正充電器がバカでかいことが目立ちますね…
他社がこんなにコンパクトな充電器を作れるのに、なぜAppleはそうしないのかすごく疑問です。
CIO-G65W1CとAnker NanoⅡ 65Wは横からみるとほぼ同じ大きさでしたが、厚みが違うことがわかります。
どちらもコンパクトなので、コレくらいの違いならデザインが好みなNanoⅡを使いところですが、電源タップに指してみると優劣が見えてきます。
壁のコンセントに直差しする場合は殆ど問題ないと思いますが、間隔が狭い電源タップを使う場合は厚みがあると干渉して使えないことがあります。
重量も112gと76gで大きな差があるので、多くのガジェットを持ち運ぶ人ならCIO-G65W1Cがおすすめです。
CIO-G65W1Cを実際に使ってみた感想
ここからは、僕がCIO-G65W1Cを実際に使ってみた感想を良い点と不満な点を含めて紹介します。
Macbook Pro13インチの充電器として最適
比較の部分で紹介したように、Apple純正の充電器より圧倒的に小さくて軽いので持ち運びに便利。
自宅でしか使わない人は充電器の大きさは関係ないと思いますが、頻繁にパソコンを持ち出して外で作業する人は、荷物が大幅に小さく軽くなるのでおすすめです。
単ポートでいいなら最強
65Wの急速充電器を複数使ったことがありますが、単ポートでいいなら「CIO-G65W1C」が最強。
ポート数が多い急速充電器は同時充電が可能で便利ですが、その分出力が分散されてしまい充電速度が遅くなるので、僕はほぼ使ったことがありません。
なので、単ポートの急速充電器が好み。
15インチ以上のMacbook Proなど、大きいデバイスに対しては出力不足ですが、13インチ以下のデバイスの充電に利用するのであればコレで十分です。
ケーブル同梱だったら文句なし
不満な点は一切ないのですが、あえて上げるとすれば100WのUSB-Cケーブルが同梱されているとより便利かなと思いました。
というのも、僕のようにガジェットが好きで、急速充電器について知識がある人なら迷うことはないと思いますが、あまり詳しくない人からすると、接続できて充電さえできればすべて同じケーブル。
知らずしらず出力不足のケーブルを使用して、性能を十分に引き出せない可能性があるので、セット売りでもいいのでケーブルを同時販売すると、初心者に優しいかなと思います。
まとめ
- CIO-G65W1Cは、65W出力で小型・軽量の急速充電器
- Apple純正の充電器より大幅に小さく、Macbook Pro13インチユーザにおすすめ
USB充電器はいろんな種類があり、どれを使ってよいか迷ってしまうと思いますが、Macbook Pro13インチ、iPhone、iPadなどのデバイスを充電するならG65W1Cが最適。
ホワイトまたはブラックのデザインでシンプルなので、ガジェットの色を統一したい人にもおすすめ。
既に急速充電器を持っている人は、わざわざ買い換える必要はないと思いますが、まだ急速充電器を持っていない人は、ぜひ購入を検討してみてください。