今回レビューするのは、Mcdodoの急速充電器「GaN5 ミニ急速充電器 67W」。


GaN5 ミニ急速充電器 67W
メモ
メーカーさんに提供頂きました。
複数ポートを搭載した小型急速充電器ですが、他の充電器とどう違うのでしょうか?
この記事では、GaN5 ミニ急速充電器 67W PD充電器のスペックや特徴の紹介や実機レビュー、他の急速充電器との比較を行っていきます。
小型の急速充電を探している人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
急速充電器レビュー
Mcdodo GaN5 ミニ急速充電器 67Wのスペック
まずはGaN5ミニ急速充電器のスペックから見ていきましょう。
合計最大出力 | 67W |
---|---|
USB-C最大出力 | 67W |
USB-C規格 | PD/PPS/QC |
USB-Cポート数 | ×2 |
USB-A最大出力 | 22.5W |
USB-Aポート数 | ×1 |
サイズ | 40.3×60.7×35.4mm |
重量 | 約112g |


パープル
カラーは、ブラック、ブルー、パープルの3種類で、iPhoneのカラーに合わせやすいカラーバリエーションになっています。




上半分はシリコンで滑りづらい
本体の上半分はシリコン素材になっているため滑りづらく、コンセントへの抜き差しがしやすいです。
下半分は光沢がありますが、明るいボディーカラーのためか指紋がほとんど目立ちません。


プラグは折りたたみ式になっているので、収納時に邪魔になりません。
小型で軽く持ち運びに最適


横幅:約40.3mm


縦幅:約60.7mm


厚み:35.4mm
サイズは40.3×60.7×35.4mmで3ポートある割にはかなり小さい。


純正の半分くらいのサイズ


小型なのにポート数も多い
MacBook Pro13インチの純正の充電器と比較とするとこのように大きさは一目瞭然。


重さは約112g


Apple純正61Wの重さ:約207g
重量も純正の約半分とかなり軽量。


ガジェットポーチに収まりやすい
純正の約半分のサイズと重さなので使いやすく、ガジェットポーチにもスポッと収まるので持ち運びするならこっちのほうがおすすめ。
MacBook Pro13インチを充電できる出力67W


Macbook Pro13インチも充電可能
単ポート利用時の最大出力は67Wのため、Macbook Pro13インチが充電できるパワーがあります。
前述したようにMacbook純正の充電器よりも小型で軽いので、荷物を軽くしたい人はこういった小型充電器のほうがおすすめ。
ただし、複数同時充電の場合は出力不足になるのでその点は要注意。詳しくは次の項で紹介します。
給電能力


3ポート搭載で複数デバイスの同時充電が可能
3ポートをすべてを使えば、3つのデバイスを同時充電できるのも魅力の一つですが、同時充電の場合は次のように出力が分散されます。
USB-C1 | USB-C2 | USB-A | |
---|---|---|---|
単ポート利用時 | 67W | - | - |
- | 67W | - | |
- | - | 22.5W | |
2ポート利用時 | 45W | 20W | - |
45W | - | 18W | |
- | 合計18W | ||
3ポート利用時 | 45W | 合計18W |
単ポート利用時であれば、出力67WだったUSB-Cポートですが、複数ポートを使用した場合は45Wに制限されます。
Macbook Pro13インチの場合は出力不足で、充電速度が遅くなったり、ゆっくりとバッテリーを消費するなど正確に充電できないため、単ポートでの充電がおすすめです。
- タブレット+スマホ+スマホ
- スマホ×3台
このような組み合わせであれば、十分な出力を保持できるので、ノートパソコンを使わない人であればこの点は気にしなくていいでしょう。
Mcdodo GaN5 ミニ急速充電器 67Wの同梱物


Mcdodo GaN5 ミニ急速充電器 67Wの同梱物
- ミニ急速充電器本体
- 取扱製品説明書
- 保証についての説明
同梱物は上記3点のみで、残念ながらケーブルは付属されていません。
同じUSBケーブルでも出力が異なり、充電速度に影響するため、この急速充電器の性能を十分に発揮するために、正しい規格のものを利用する必要があります。
100W対応のUSB-Cケーブルであれば問題ありませんが、持っていない場合は同じMcdodoが販売しているシリコンタイプのUSB-Cケーブルがおすすめです。


出力が見れるディスプレイ付き


電力を表示するためのディスプレイ付きで、シリコンなので取り扱いしやすいのがポイントです。


柔らかいシリコン素材


結束バンド付きでコンパクト
同じシリコン素材の結束バンドがついているため、小さく折りたたんで収納できるので、整理が苦手でケーブルがいつもかばんの中で絡んでしまう人でも使いやすいとお思います。
Mcdodo GaN5 ミニ急速充電器 67Wと他の急速充電器の比較
つづいて、同じ出力帯の他の急速充電器と比較していきます。
メモ
※1 2023年3月4日現在のAmazonでの価格
実際に所持しているのはACEFASTのA15のみですが、AnkerのPowerPortIIIは人気製品なので比較対象としています。
いずれの充電器も3つのポートを搭載しており、最大出力にもほとんど違いはありません。
価格をみるとケーブル付属で一番安いACEFASTのA15がお得のようにも見えますが、USB-Aの出力が18Wと他の2つよりも小さいのが欠点。


大きさ比較①


大きさ比較②
大きさを比較してみると、Mcdodo GaN5ミニ急速充電器のほうがスリムのため持ち運びにも適しています。
ケーブルを別途購入する必要はありますが、すでに100Wのケーブルを持っているなら迷わずMcdodo GaN5ミニ急速充電器を選びましょう。
Mcdodo GaN5 ミニ急速充電器 67Wを実際に使ってみた感想
ここからは、僕が実際にMcdodo GaN5ミニ急速充電器を使ってみた感想を紹介します。
MacBook Airユーザにおすすめの急速充電器


3台同時充電でも45WをキープできるUSB-C1
この充電器の最大の魅力は、3ポート搭載でUSB-C1ポートは常に45Wの出力をキープできること。
MacBook Pro13インチだと出力不足ですが、MacBook Airなら出力30Wで十分なので、Macbook AirとiPhone、iPadを同時充電したい人におすすめの急速充電器です。
ちなみに、僕の経験上同時充電したい場面があまりないので、単ポート充電でのMacbook Pro13インチの運用でも全然不便を感じません。
あなたの充電スタイルに合わせて選ぶのがいいと思います。
スリムなのでポートに収まりやすい


ガジェットポーチにすっぽり収まる
縦に細長い形状なのもお気に入りポイント。
スリムなおかげで充電器とケーブルを並べてポケットに収められるので、ガジェットポーチのスペースを無駄にしません。
正方形の充電器だとポケットに1つしか入らないので、ポケットが足りなくなるんですよね…


プラグが取り出しにくい


他の充電器と比べてプラグのはみ出しが短い
この充電器の唯一の欠点は、プラグが取り出しにくいところ。
上の写真を見たらわかるように、プラグの突起部分がわずかにしか出ていないため、爪が短い人だとプラグを立てるのに少し手こずります。
あと0.5〜1mmぐらい長くなったら、もっと使いやすくなると思います。
まとめ
- Mcdodo GaN5 ミニ急速充電器は、3ポート搭載で小型で軽量、持ち運びに便利な急速充電器
- 3ポート同時利用でもUSB-C1ポートは出力45Wをキープできる
- MacBook Airユーザにおすすめの急速充電器
今回は、Mcdodo GaN5 ミニ急速充電器をレビューしました。
小型の急速充電器は数多く販売されていますが、その中でもUSB-Aの出力が大きく価格も安いコスパの良い急速充電器だと思います。
デザインもよく、パステルカラーのボディーが可愛らしいため、明るい色の急速充電器を探している人は使ってみてはいかがでしょうか。