今回紹介するのは、MATECHの急速充電器「Sonicharge 100W Pro」。


MATECH Sonicharge100W Pro
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メーカーさんより商品提供を頂きました。
前に紹介した「Sonicharge 130W」と同じSonichargeシリーズの最新機種で、小さくてコンパクトになっためっちゃ便利な急速充電器です。
この記事では、「Sonicharge 100W Pro」のスペックを含めた実機レビュー、他社製の急速充電器との比較、実際に使ってみた感想を紹介していきます。
小型の急速充電器を探しているい人は参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
MATECH製品レビュー
MATECH Sonichargeシリーズの比較
MATECHのSonichargeシリーズは、2022年3月現在5種類あります。
iPhone、iPad、Macbook Airを単体で充電したいなら、右端のSonicharge30Wが小型で軽く、値段も安いのでおすすめ。
残りの4つのポート数が多いので、複数デバイスを充電したい人向けで、自宅で使うなら65W×2で使えるSonicharge130Wが最適です。
そして、一番持ち運びに便利なのが、3ポート搭載で100W出力に対応しているのにも関わらず、小型で軽いSonicharge 100W Pro。
MATECH Sonicharge100W Proのスペック
合計最大出力 | 100W |
---|---|
単ポート最大出力 | 100W |
USB-C同時利用 | 65W + 30W |
USB-C | 2つ |
USB-A | 1つ |
サイズ | 61x61x32.2mm |
重量 | 196.3g |


角が丸くなった正方形のフォルム
Sonicharge 100W Proは、ご覧のように角が丸みを帯びた正方形をしています。
通常のSonicharge100Wはホワイトでしたが、Proになっカラーは、ブラックのみになりました。
中央にMATECHのロゴがあるだけでシンプルなので、ガジェットを黒とで統一したいガジェッターが好きそうなデザインです。


マットな表面
マクロで撮影してみると、表面に小さな凹凸があるマットな仕様になっていることがわかります。
そのおかげで指紋がほとんど目立たないのがナイス♪


プラグは収納可能


動きがスムーズ
プラグ部分はもちろん収納が可能で、動きがかなりなめらか。
プラグを起こすときはなめらかでも、戻すときは硬い急速充電器もあったりしますが、Sonicharge 100W Proはどちらもスムーズで、細部への拘りが感じられます。


Sonicharge100W Proの搭載ポート
搭載ポートは、USB-C×2、USB-A×1の合計3ポート。
ポート数が多すぎるとその分サイズや重量が大きくなるだけじゃなく、同時利用時の出力の分散を考えないといけないので、ちょうど良いポート数だと思います。
各ポートの上に、単ポート利用時の最大出力が記載されているのもわかりやすくて助かります。
デバイスを複数同時充電した際の各ポートの出力は、給電能力の検証の部分で紹介します。
Sonicharege 100W Proの大きさと重さ


縦幅は61mm


横幅は61mm


厚みは32.2mm
Sonicharge100W Proの大きさは、61x61x32.2mm。


Sonicharge 100W ProとApple 61Wの大きさ比較


Sonicharge 100W ProとApple 61Wの厚み比較
Apple純正61Wのじゅうd年季と比較すると、かなり小型だということがよくわかります。
厚みはSonicharge100W Proの方がありますが、その分ポート数が3つ。


Apple61Wの重さは201g
重さも175gと軽いので、Macbook Pro純正の充電器を使っている人は、特別な理由がなければSonicharge100W Proに買い替えたほうがお得だと思います。
Sonicharege 100W Proの給電能力


底面に入出力のスペックが記載
細かな検証はYouTubeのレビュー動画に載せていますが、Sonicharge100W Proの給電能力はこんな感じ。
USB-C | USB-A | ||
---|---|---|---|
USB1ポート利用時 | 100W | - | - |
- | 65W | - | |
- | - | 30W | |
USB2ポート利用時 | 65W | 30W | - |
65W | - | 30W | |
- | 合計18W | ||
USB3ポート利用時 | 65W | 合計18W |
それぞれのポートを単体で使った場合は、最大100W、65W、30Wで利用でき高出力。
ただし、複数のデバイスを同時充電した場合は、使用するポートによって給電能力が異なります。
特に二番目のUSB-Cポート(65W)とUSB-Aポートを同時に使った場合、出力が合計18Wまで制限されてしまいます。


Macbookへの給電が15Wに制限
試しに、Macbook Pro13インチを65WのUSB-Cポートに接続し、USB-AポートにiPhone13 Pro MAXを接続してみました。
その結果、Macbook側に15W、iPhone側に3Wという出力になってしまい、とてもノートパソコン使えるような構成では無いことがわかりました
一方で、1番目のUSB-Cポート(100W)は、どのパターンでも最低65Wをキープできるので、ノートパソコンを充電するなら1番目のUSB-Cポートを使うのがベスト。
2つ目のUSB-Cポートは、どうしても充電が必要な機器を接続するサブポートだと思ってください。
MATECH Sonicharge100W Proの同梱物


Sonicharge100W Proの同梱物
- Sonicharge100W Pro本体
- 100W USB-Cケーブル(約2m)
- 延長保証の案内
- SNSのキャンペーン情報
- 取扱説明書
同梱物には、100WのUSB-Cケーブルが同梱されているので、買い足す必要がありません。
このUSB-Cケーブル自体は長さが2mもあるので、余裕を持って色んな場所で使えるので便利です。
また、MATECHの公式サイトにシリアルコードを登録すると、保証期間が1年延長されるで必ずやっておきましょう。
MATECH Sonicharge100W Proと他の急速充電器との比較
せっかくなので、100W出力できる他の急速充電器と比較してみましょう。
対象は、前回紹介したSonicharge 130W、Aukey PA-B7、Owltech AC充電器です。
いずれの急速充電器も、単ポート最大100W出力なので、1つのデバイスを充電するだけなら相違ありません。
ただし、複数のデバイスを同時充電する場合は、ポートの出力に違いがあり、持っているデバイスに適したものを選ぶ必要があります。
出力重視なら65W×2で使えるSonicharge130Wがおすすめですが、その分大きくて重さもあるので、自宅で使う充電器として適しています。


Sonicharge100W Proと他の充電器の比較
実機を並べてみると、大きさの違いが一目瞭然です。
Aukey PA-B7も小さい方ですが、USB-Cポートを同時利用した場合に45W×2になってしまうので、Macbook Proユーザには不適切。
そのため、Sonicharge 100W Proの方が、持ち運びに便利でおすすめです。
MATECH Sonicharge100W Proを実際に使ってみた感想
ここからは、僕がSonicharge 100W Proを実際に使ってみて感じた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。
100W出力なのに小型で軽いのが最高


100Wなのに手に収まるサイズ感
Sonicharge100W Proの最大のメリットは、100Wという高出力なのにも関わらず手に収まる小ささだと思います。
これより小さな急速充電器はたくさんありますが、100Wかつ3ポートも搭載しているものはなかなかありません。
それにも関わらず、Macbook Pro純正の充電器よりは遥かに小さいので、持ち運び用の充電器として1台あると非常に便利です。
Macbook Pro13インチとiPadの組み合わせに最適


MacbookとiPadの組み合わせが最強
二台同時接続でも65W+30Wで出力できるので、Macbook Pro13インチとiPadの同時充電に適しています。
電源さえ確保できれば、この2つを常に充電し続けられるので、SideCarでiPadをMacbook Proのサブディスプレイとして使うのに最適。
Appleユーザならこの便利さをわかってくれるのではないでしょうか♪
USB-CとUSB-A同時利用時の出力18Wは改善してほしい


ポートの出力分散がネック
給電能力の部分で紹介したように、2つ目のUSB-CポートとUSB-Aを同時に使った場合、出力が合計18Wに制限されてしまいます。
USB-C1 | USB-C2 | USB-A | |
---|---|---|---|
USB2ポート利用時 | - | 合計18W | |
USB3ポート利用時 | 65W | 合計18W |
もしかしたら技術的に難しい問題なのかもしれませんが、USB-C2とUSB-Aの合計が30Wになれば、3台同時充電のときの利便性が増すので、ここは改善してほしいなと思います。
2ポートでいいから、小型で軽量化されるとベスト


USB-CとUSB-A1つずつがベスト
個人的な希望としては、USB-C1つ、USB-A1つの合計2ポートでより小型で軽い充電器が欲しいです。
合計出力18Wの制限があるので、僕は3ポート同時利用はあまり使いません。
そのため、二番目のUSB-Cポートを潰してもっとシンプルにしてもよいかなと思いました。
USB-C | USB-A | |
---|---|---|
1ポート利用時 | 100W | - |
- | 30W | |
2ポート利用時 | 65W | 30W |
希望の給電能力はこんな感じで、USB-C2を取っ払っただけ。
ポートが少なくなると小型&軽量化がやりやすいのでは?という安直な考えですが、100W Sみたいな感じで出ないか密かに楽しみにしています(笑)
まとめ
- MATECH Sonicharge100W Proは、出力100Wなのに小型で軽量の急速充電器
- Macbook Pro+iPadを同時充電するのに最適
- 100Wの急速充電器なら2022年3月現在これがベスト
Macbook Proが大きくなり、出力100Wの充電器の需要が高まっていると思います。
Sonicharge100W Proは、手に収まるサイズで軽量にも関わらず、3ポートを備えてているため、iPhone、iPad、Macbookなど複数のデバイスを持っている人に最適な充電器だと思います。
小さくて持ち運びに便利なので、外にパソコンを持ち出して作業することが多い人におすすめで、荷物をコンパクトにできるのでぜひ使ってみて下さい。