今回紹介するのは、最大130Wの出力ができるハイパワー急速充電器「MATECH Sonicharge130W」。
メモ
メーカーさんに商品提供いただきました。
この記事では、MATECH Sonicharge130Wのスペックと実機レビュー。他の急速充電器との比較を含め、実際に使ってみた感想まで紹介します。
MATECH製品レビュー
MATECH Sonicharge130Wのスペック
合計最大出力 | 130W |
---|---|
単ポート最大出力 | 100W |
USB-C同時利用 | 65W×2 |
USB-C | 2つ |
USB-A | 2つ |
サイズ | 87×69×33 |
重量 | 約288g |
Sonicharge130W最大の特徴は、その名の通り合計最大出力130Wに対応しているところ。
実際の給電能力は後ほど紹介するので、まずは実機を確認していきましょう。
カラーバリエーションはホワイトの一色のみ。
急速充電器の多くは正方形に近い形をしていますが、Sonicharge 130Wは珍しく縦長の形状をしています。
その理由は、USB-CとAポートをそれぞれ2つずつ搭載していること。そして、合計最大出力130Wというハイパワーな急速充電器だから。
あまり確認する人はいないと思いますが、本体の底面に細かなスペックが記載されています。
プラグは他の充電器同様に折りたたみ式。
製品によっては、固くて動きが悪いものもありますが、Sonicharge 130Wのプラグはスムーズに収納ができます。
製品の表面は光沢のないマットな仕様。指紋が目立たないのでナイスです。
大きくて重たい存在感のある充電器
実際に測ってみると、大きさは68.8.×87.1×32.7mmで、重さは293gと充電器にしては大きくて重たい製品です。
【給電能力】4ポート搭載。Macbook Proを二台充電できる
USB-CポートとUSB-Aポートをそれぞれ2つずつ搭載しているので、最大4つのデバイスの同時充電が可能。
凄いのは同時利用した際の各ポートの給電能力です。
各ポートの出力
USB-C | USB-A | |||
---|---|---|---|---|
1ポート利用時 | 100W | - | - | - |
- | - | 18W | - | |
2ポート利用時 | 65W | 65W | - | - |
- | - | 10W | 10W | |
3ポート利用時 | 100W | - | 10W | 10W |
4ポート利用時 | 65W | 30W | 10W | 10W |
いくら高出力の充電器とはいえ、接続するデバイスが増えれば増えるほど、各ポートの出力が分散されてしまいます。
でもSonicharge 130Wは、USB-Cポート65W×2で出力が可能。
なんとMacbook Pro13インチモデルであれば、二台同時に最短で充電ができる能力を持っています。
単ポート100Wという急速充電器は増えてきていますが充電器は2022年2月現在、他に見たことがありません!
USB-Cポートの一つは常に最低65Wをキープできるので、Macbookの同時充電は不要だけど、iPadとiPhoneは同時充電したいという人にもおすすめです。
MATECH Sonicharge130Wの同梱物
- Sonicharge130W本体
- USB-Cケーブル(100W、2m)
- 延長保証の案内
- SNSの情報
- 取扱説明書
ケーブルは付属していない急速充電器も多いですが、Sonicharge130Wには100WのUSB-Cケーブルが同梱されています。
対応したケーブルを使わないと、単ポート100Wの恩恵を受けられないので、コレは非常に嬉しいポイント。
2メートルもあるので、余裕を持って場所を選ばず充電できるのもありがたいです。
MATECH Sonicharge130Wと他の急速充電器の比較
せっかくなので、他の急速充電器と比較してみましょう。
対象は、4ポート搭載の3製品。
いずれの製品も単ポートの最大出力は100Wと同じですが、2ポート利用時の出力が大きく異なります。
前述したように、充電器はポートの同時利用数が多いほど、各ポートの出力が分散されてしまうので、出力が大きいほうが便利です。
Sonicharge 130Wは、出力も高く値段も一番安いので、コスパ抜群の急速充電器と言っていいでしょう♪
Sonicharge 130Wと他の充電器の実機を比較してみた
CIOの充電器以外は実機を持っているので、大きさと厚みを比較してみました。
こうやってみると、Aukey PA-B7がかなり小さいことがわかりますね。
厚みはどの充電器も同じくらいなので、薄型の充電器を作るのは難しいのかもしれません。
出力重視ならSonicharge 130W。携帯性重視ならAukey PA-B7がおすすめ
OwltechのAC充電器は、どちらかというと据え置き型の充電器のため、僕が外で使うなら他の2つのどちらかをおすすめします。
Sonicharge 130Wは出力が大きく、同時充電時の出力の配分を気にせずデバイスの充電が可能。ノートパソコンのような、入力が大きい製品を同時充電したい人に使ってほしいです。
逆に、そこまで出力が必要ないのであれば、より小さくて軽いPA-B7がおすすめです。
MATECH Sonicharge130Wを実際に使ってみた感想
ここからは、僕が実際にSonicharge 130Wを使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。
2台のノートパソコンを同時充電できて便利
65W×2で出力できるため、13インチ前後のノートパソコンであれば十分な給電能力があって非常に便利。
メインPCは、Macbook Pro13インチですが、Windowsでしか動かないソフトを使うことがあるため、DellのInspiron14と同時に使うことがあり、このときSonicharge 130Wだけで、どちらも充電できるのでかなり助かってます。
電源を1つに集約できる
USB-CとUSB-Aを2つずつ使えるため、Macbook、iPhone、iPad、モバイルバッテリーのように4つのデバイスを同時に充電が可能。
通常であればデバイス1つにつき1つの充電器が必要ですが、これを一つにまとめられるので省スペースとなり、ミニマリストの人にもおすすめです。
持ち運ぶには大きくて重たい
あまり不満な点はないのですが、あえて上げるとすれば大きさと重さです。
というのも、荷物を小さく軽くするために、CIOの小型急速充電器を常用しているため、Sonicharge 130Wの大きさと重さが際立っちゃうんですよね…
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自宅で使うのであれば、大きさも重さも気にする必要がないので、めちゃくちゃおすすめです。
また、もしApple純正の充電器を使っている人ならそんなに違和感を感じずに使えると思います。
大きさも厚みもそんなに違いはありません。
Sonicharge 130W | Apple 61W | |
---|---|---|
USB-C | 2つ | 1つ |
USB-A | 2つ | × |
単ポート最大出力 | 100W | 61W |
USB-C同時利用 | 65W×2 | × |
サイズ(mm) | 87×69×33 | 74×74×28.5 |
重さ | 約288g | 約201g |
定価 | 6,980円 | 7,480円 |
ポート数も出力もSonicharge 130Wの方が上のため、圧倒的にコスパが良いと思います。
まとめ
- MATECH Sonicharge 130Wは、4ポート搭載で単ポート100W出力に対応した急速充電器
- USB-C2ポート利用時でも、65W×2で使える
- Appleの純正充電器を使っているなら、コスパ抜群なので買い換えるべき
Sonicharge 130Wは、多ポート、高出力で低価格というコスパの良い急速充電器です。
他社製のものと比べても優れている点が多く、デバイスを同時充電するのに最適。
家族で充電器を共有して同時充電するといった使い方もできるので、多ポートの充電器を探している人は購入を検討してみてください。