安いのに低音が強いワイヤレスイヤホン「ACEFAST T1」

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イヤホン/ヘッドホン

ACEFAST T1レビュー。安いのにしっかりとした低音が魅力のワイヤレスイヤホン

今回レビューしてくのは、ACEFASTのワイヤレスイヤホン「T1」。

ACEFAST T1

ACEFAST T1

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メーカーさんより商品提供頂きました。

以前、ACEFASTのT3を紹介しましたが、激しい動きをしても耳から取れづらいのが気に入って、スポーツ専用イヤホンとして今も愛用しています。

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この記事では、ACEFAST H1のスペックやH3との違い、他のワイヤレスイヤホンとの比較まで行っていきます。

ワイヤレスイヤホンの購入を考えている人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

ACEFAST T1のスペック

製品名 ACEFAST T1
イヤホンタイプ カナル型
カラー
Bluetooth 5.0
駆動方式 不明
コーデック SBC, AAC
ノイズキャンセリング ENC
ワイヤレス充電 非対応
連続使用時間 イヤホン:5時間/ケース併用:25時間
充電時間 1.5時間
防水性能 IPX6
サイズ(mm) イヤホン:35x21x22mm /ケース:60x49x26mm
重量 イヤホン:5g x2/ケース:約42g x2

ACEFAST T1のスペックはこんな感じ。価格が安いこともあり、アクティブノイズキャンセリングやワイヤレス充電には残念ながら非対応。

ただ、ケースと併用すれば25時間も使えるので、特別な機能が不要な人であればワイヤレスイヤホンとしては十分使えそうです。

ACEFAST T1の充電ケース正面

ACEFAST T1の充電ケース正面

充電ケースは、よくある角に丸みのある四角い形状をしていて、「ACEFAST」ロゴが薄っすらと見えます。

LEDインジケータで電池残量がわかる

LEDインジケータで電池残量がわかる

ロゴの下には4つのLEDインジケータがあって、充電ケースのバッテリー残量を確認できます。

充電はUSB-C

充電はUSB-C

ケースの底には充電用のUSB-Cポートがあります。

残念ながらワイヤレス充電は非対応ですが、有線接続すれば、約1.5時間で満充電可能。

ケース背面は何もない

ケース背面は何もない

ケース背面には何もなく、全体的に黒一色なので、黒系統でガジェットを揃えたい人にはありがたいデザイン。

Nacchi
ちなみに、カラーバリエーションは黒のみです。

ケースの表面が微妙に光沢のある質感のため光が反射しやすく、よく見るとちょっとした擦り傷や指紋が目立ってしまいます

イヤホンは縦型収納

イヤホンは縦型収納

ケースの蓋を開けると、イヤホン本体が縦に収納されています。

Nacchi
AirPodsのような収納方法と言えばわかりやすいかもしれないですね。
スペックは蓋の内側に記載

スペックは蓋の内側に記載

入出力や技適マークなどの情報は、蓋の内側にひっそりと記載されています。

指で簡単に摘める

指で簡単に摘める

取り出しやすく収納しやすい

取り出しやすく収納しやすい

イヤホンヘッド部分がしっかりでているので、こんな風に指でしっかり摘んで取り出しやすいのがナイス。

収納は、最初はやりにくいかなと思いましたが、慣れるとそんことはなく、取り出しやすく収納しやすいワイヤレスイヤホンだと言うことがわかりました。

イヤホンはカナル型

イヤホンはカナル型

イヤホン本体は、よりフィット感の得られやすいカナル型イヤホン。

側面の光沢のある部分がタッチボタンになっていて、スマホを取り出さなくてもタッチで操作が可能です。

>>操作性について

イヤホンも黒一色のシンプルなデザイン

イヤホンも黒一色のシンプルなデザイン

イヤホンもケース同様に黒一色のシンプルなデザインで、ロゴなど特別な装飾はありません。

イヤーピースの接続部は丸形

イヤーピースの接続部は丸形

イヤーピースは脱着可能で、取り外すと丸い形状をしています。

S、M、Lの3種類のイヤーピースが付属されていますが、万が一耳に合わない場合は、丸型のものであれば代替できると思います。

ACEFAST H1の大きさと重さ

ケースの横幅は60mm

ケースの横幅は60mm

ケースの縦幅は49mm

ケースの縦幅は49mm

ケースの厚みは26mm

ケースの厚みは26mm

ケースのサイズは、60x49x26mm。最近は小型のワイヤレスイヤホンが多いので、それと比べると少し大きいサイズ感です。

デニムの前ポケットに入れた様子:横①

デニムの前ポケットに入れた様子:横①

デニムの前ポケットに入れた様子:横②

デニムの前ポケットに入れた様子:横②

試しにデニムの前ポケットに入れてみましたが、思いの外邪魔になりませんでした。

デニムの前ポケットに入れた様子:俯瞰①

デニムの前ポケットに入れた様子:俯瞰①

デニムの前ポケットに入れた様子:俯瞰②

デニムの前ポケットに入れた様子:俯瞰②

真上から見るとちょっとぽっこりしているのがわかりますが、そのまま持ち歩いてもほとんど気にならず、全然邪魔になりません。

イヤホンの長さは約35mm

イヤホンの長さは約35mm

イヤホンの横幅は約22mm

イヤホンの横幅は約22mm

イヤホンの厚みは約21mm

イヤホンの厚みは約21mm

イヤホンのサイズは約35x22x21mm。小型ではありませんが、大きくもありません。

人差し指と同じ位のイヤホンヘッド

人差し指と同じ位のイヤホンヘッド

サイズ感がわかりやすいように人差し指にのせてみました。

個人差はあるはずですが、成人男性の指より少し小さいサイズ感だと思って下さい。

タッチはしやすい、でも操作性はあまり良くない

側面でタッチ操作が可能

側面でタッチ操作が可能

側面のタッチパネルが大きいので、操作がしやすいくて便利。

ただ割り当てられている機能が少なくちょっと使いづらいです。

H1の操作方法

再生/一時停止 左右いずれかを1回タッチ
曲戻り 左側を2回タッチ
曲送り 右側を2回タッチ
受話/切断 左右いずれかを1回タッチ
ボイスアシスタント 左右いずれかを3回タッチ

ご覧のようにある程度機能が割り当てられてはいますが、音量の調整機能がありません

せっかく音楽を操作できる機能があるのに、音量を調整できないとわざわざスマホを取り出さないと行けないので、これは残念なポイント。

フィット感は抜群

T1を装着した様子:側面

T1を装着した様子:側面

T1を装着した様子:正面

T1を装着した様子:正面

実際に装着するとこんな感じ。

ケースが大きめなので、もっと大きいのかな?と思っていましたが、耳から飛び出る部分も思いのほか短く、そこまで大きさを感じませんでした。

ヘッド部分もある程度耳の中に収まるので、簡単に取れたりしません。

T1を装着して逆立ちしてみた①

T1を装着して逆立ちしてみた①

T1を装着して逆立ちしてみた②

T1を装着して逆立ちしてみた②

試しに装着中に逆立ちをしたり、ジャンプしたりしてみましたが、極端に激しい動きや遠心力がかからない限り落下することはありませんでした。

音質は、低音がしっかりとしたサウンド

音質は、低音がしっかりとしていて、EDMなどのベース音をしっかりした音楽を聴く人におすすめ

音量もありパワフルなので、3,000円代の価格帯でこの音質ならコスパ抜群だと思います。

ACEFAST T1の同梱物

ACEFAST T1の同梱物

ACEFAST T1の同梱物

  • T1本体
  • 充電ケース
  • イヤーピース(S, M, L)
  • 充電ケーブル(USB-C to USB-A)
  • 取扱説明書

必要最低限のものが同梱されていますが、USB充電器は付属されていないので、5V=1Aのものを用意する必要があります。

ワイヤレスイヤホンなどのために低電力モードを搭載したモバイルバッテリーもあるんで、こちらもおすすめです。

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ACEFAST T1と他のワイヤレスイヤホンの比較

せっかくなので、他のワイヤレスイヤホンと比較してみましょう。

対象は、ACEFAST T3と同じ価格帯のSoundpeats Mini。どちらも以前実機レビューしたことのあるワイヤレスイヤホンなので、気になる人はそれぞれのレビュー記事も合わせて御覧ください。

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製品名 ACEFAST T1 ACEFAST T3 Soundpeats Mini
外観
イヤホンの種類 カナル型 カナル型 カナル型
Bluetooth 5.0 5.2 5.2
駆動方式 不明 13mmダイナミックD 6.1mmダイナミックD
コーデック SBC, AAC SBC, AAC,  aptX SBC, AAC
ノイズキャンセリング ENC cVc cVc
ワイヤレス充電 非対応 非対応 非対応
連続使用時間 イヤホン 5時間 5時間 5時間
ケース併用 25時間 30時間 20時間
充電ケースの
イヤホン充電回数
約4回 約3回 調査中
防水性能 IPX6 IPX4 IPX5
サイズ(mm) イヤホン 35x21x22mm 約33 x 21 x 22 22 x18.6 x24.1
ケース 60x49x26mm 約60 x 48 x 26 56.8 x 41.6 x 24.9
重量 イヤホン 5g x2 約4g x2 4.2g x2
ケース 42g 約33g 32.6g
価格(※1) 3,980円 4,990円 4,580円

メモ

※1 Amazonでの価格

スペックだけを比較すると、パッと見T3の方が良さそうに見えますが、実際のところはどうなんでしょうか。

項目別に比較してみましょう。

【デザイン比較】ケースはT3、イヤホンはSoundpeats Miniがお洒落

T3、T1、Miniのデザイン比較

T3、T1、Miniのデザイン比較

デザイン比較の結果は、ケースならT3。イヤホンならSoundpeats Mini

デザインは好みにかなり左右されるのと思うので、あくまで僕の主観ですが、ケースはスケルトンがお洒落なT3が好み。

ただ、イヤホン自体は光沢がありぼってりしているのであまり好みではありません。

そのため、他の2つに比べてロゴがしっかりと入ってファッション性も優れたSoundpeats Miniがイヤホン単体なら好きなデザインです。

【音質比較】Soundpeats Miniが一番クリア

T1、T3、Soundpeats Mini

T1、T3、Soundpeats Mini

音質比較の結果は、Mini > T1 > T3。

Soundpeats Miniの方が高音・低音がしっかりしていて、全体的にクリアなサウンドです。

T1は低音はしっかりしていますが、Miniに比べると少し音が籠もったような印象がありました。

13mmダイナミックドライバーを搭載したT3は、予想に反して他の2つよりも低音が弱く音量も小さく残念な印象でした。

【フィット感比較】T3が一番外れづらい

T3、T1、Miniのフィット感比較

T3、T1、Miniのフィット感比較

フィット感の比較結果は、T3 > T1 > Mini

3つともカナル型のイヤホンのためそれなりのフィット感があります。

装着するとT1とMiniが同様のフィット感を得られ、T3の方がイヤーピースの取り付け口が大きい分、ちょっと浮いてしまっている感があるのですが、スポーツ中に利用して一番取れづらいのは不思議とT3でした。

激しい動きをしないのであれば、装着しやすいMiniのほうが個人的にはおすすめです。

ACEFAST T1を実際に使ってみた感想

ここからは、ACEFAST T1を実際に使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。

安いのに低音がしっかりしていて良い

低音がしっかりしていて僕好み

低音がしっかりしていて僕好み

音質の部分でも触れましたが、T1は低音が強く、ベースが効いた音楽の視聴に適しています。

3,000円代でこれだけ低音がしっかりしていれば文句なし。

運動中はテンションの上がるEDMを聴くことが多く、この価格なら落として壊れても買い替えを検討できるので、スポーツの利用をメインで考えている人におすすめです。

タッチ部分が大きくて操作しやすい

タッチ部分が大きくて操作しやすい

タッチ部分が大きくて操作しやすい

目で見てわかるほどにタッチ操作部分が大きくてわかりやすいので、単純にそれが便利。

ワイヤレスイヤホンによっては、触っても反応してないんじゃないか?と思って何度もタッチしてしまい、誤操作してしまうものもありますが、T1はそういった心配がありません。

音量調整ができれば文句なし

音量調整機能がほしい

音量調整機能がほしい

操作性の部分でも触れましたが、イヤホン側で音量調整できないのが本当に残念

特に、運動中は可能な限りスマホを取り出さずに音楽を聴いていたいので、後少し値段が上がってもいいから、音量調整機能が欲しかったな…というのが本音。

逆に言えば、スマホ触りながら使う分には操作性は関係ないので、主にそういった使い方をするのであれば全然気にならないと思います。

まとめ

  • ACEFAST T1は、低音がしっかりしているコスパの良いワイヤレスイヤホン
  • 音量調整ができないのが唯一の欠点

3,000円代の安いワイヤレスイヤホンなので、正直あまり期待はしていませんでしたが、使ってみると想像以上の音質で驚きました。

値段も安く買い替えやすいので、故障を恐れずにスポーツで使いたい人向けのワイヤレスイヤホンだと思います。

中高生向けのプレゼントとしても喜んでもらえると思うので、ぜひ購入を検討してみてください。

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