11今回レビューするのは、SHUREの有線イヤホン「SE215 SPECIAL EDITION」。


SHURE - SE215 SPECIAL EDITION
メモ
動画用に製品をお貸し頂きました。
プロ向けの機材を多く取り扱うSHUREの有線イヤホンの実力はどんなもんなでしょうか?
この記事では、SE215 SPECIAL EDITIONのスペックや通常版との違い、実際に使ってみた感想を紹介します。
有線イヤホンを探している人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
イヤホンレビュー
SE215 SPECIAL EDITIONのスペック
SE215 SpeCIAL EDITIONのスペックを簡単にまとめてみました。
形状 | カナル型 |
---|---|
駆動方式 | シングルダイナミック型MicroDriver |
ノイズキャンセリング | ✗ |
遮音性 | 最大37dB |
防水性能 | ✗ |
ケーブル長 | 116cm |
付属のケーブル長は116cmですが、脱着可能なためSHUREの別のケーブルに取り替えることができます。
SE215 SPECIAL EDITIONの同梱物


SE215 SPECIAL EDITIONの同梱物
- SE215 SPECIAL EDITION本体
- イヤーピース:6セット
- キャリーポーチ
- クリーニングピン
同梱物はこんな感じ。
イヤーピースはウレタン製の柔らかい素材のものと、通常のラバー素材のものがそれぞれ3セットずつ含まれています。


付属のケーブルは取り外し可能で、SHURE製の別のケーブルに取り替えも可能。
ワイヤレスアダプタを取り付ければ、高音質なワイヤレスイヤホンとしても使えるので、カスタマイズ性にも優れています。
キャリーポーチもついているので、ボトムスにひっかければ持ち運びにも便利です。
SE215 SPECIAL EDITION実機レビュー


スケルトンのボディーがおしゃれ
SE215 SPECIAL EDITIONのカラーは、トランスルーセントブルーとパープルの二種類。
中身が透けて見えるのが男心をくすぐるおしゃれなデザインです。




内側に製品名
内側にはSE215の製品名がプリントされています。
好みはわかれるかもしれませんが、ガジェット感があって僕は好きです。


MMCXポート
MMCX対応でケーブルの脱着が可能。


付属のケーブルを押し込むだけで…


簡単に取付可能
MMCXタイプのイヤホンは、ケーブルを取り替えることで自分の好みに合わせてカスタマイズできるのがいいですよね。
付属のケーブルはマイクとリモコン非搭載


付属ケーブルでは操作ができない
付属のケーブルには操作用のコントローラーがついていないため、耳元での音量調整や再生一時停止ができません。
ワイヤレスイヤホンのほとんどが耳元で操作可能なので、それに慣れてしまった僕にとってこれは正直不便。
ただし、別売りのケーブルを使えばこの弱点も克服できるので、脱着式なのはかなり助かります。


フィット感と遮音性が抜群のイヤーピース
耳栓のような柔らかい素材(おそらくウレタン製)のイヤーピースは、フィット感が抜群。


フィット感抜群のイヤーピース
指で押しつぶすとこんなふうにギュッと潰れ、ゆっくり元の方に戻るため、耳の穴にフィットし易いのがポイント。


イヤホン全体が耳に収まる
加えてイヤホン全体が耳にすっぽりと収まるので、激しく動いても耳から外れるようなことがありません。
ノイズキャンセリング機能はありませんが、耳にしっかりとフィットするためそれなりの遮音性があり、作業用イヤホンとしても優秀。




イヤーピースは脱着可能


ラバー製のイヤーピースも付属
カナル型イヤホンで一般的なラバータイプのイヤーピースも同梱されているので、ラバー製が好みの人でも大丈夫。


掃除用も付属
掃除用のピンも付属されているため、長期で使った場合に耳垢で汚れてしまうことも考慮されています。
スマホで使うなら変換アダプタが必要


端子は3.5mmステレオミニプラグ
ケーブルの端子は、3.5mmのステレオミニプラグ。


3.5mm to USB-C変換アダプタ
iPhoneを始めとした最近のスマホは、イヤホンジャックを搭載していないものがほとんどなので、スマホで利用する場合は変換アダプタがほぼ必須です。
低音をより楽しみたい人向けの音質
気になる音質は、低音がよりしっかりとしたドンシャリ系のサウンド。
高音もきれいに表現されているため、EDMやK-POP、最近のJ-POPなども十分に楽しめます。


SE215 SPECIAL EDITIONと通常版との違い
SE215には、SPECIAL EDITIONの他に通常版もありますが、両者の一番の違いは低音。
通常版は低中高域をバランスよく表現する味付けのないサウンドで、低音が苦手な人向けのイヤホンです。
一方のSPECIAL EDITIONは、高遮音性のSE215の特徴を活かし、より低音を楽しめるようにカスタマイズされたモデル。
両者とも見た目はほぼ同じですが、カラーバリエーションに違いがあります。
通常版のカラー
- クリア
- ブラック
通常版のカラー
- パープル
- トランスルーセントブルー
SE215 SPECIAL EDITIONを実際に使ってみた感想
ここからは、僕が実際にSE215 SPECIAL EDITIONを使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介します。
フィット感と遮音性、低音のサウンドがかなり良い


有線イヤホンの良さを再認識
僕は、EDMの低音が強調された音楽をよく聴くので、低音に強いSE215 SPECIAL EDITIONのサウンドはかなり好みでした。
イヤホンって長時間使っているとどうしても耳が痛くなりますが、柔らかい素材のイヤーピースは、長時間装着していても耳が痛くなりにくく、音楽を楽しむだけじゃなく、作業に集中したいときにも便利だと感じました。
AirPodsを購入してかというもの、ここ2年ほどはワイヤレスイヤホンばかり使っていましたが、充電不要で高音質を楽しめることを考えると、有線イヤホンもありだなーと改めて感じさせられました。
有線も使い方次第で邪魔にならない
ワイヤレスイヤホンになれると、有線イヤホンのケーブルがどうしても邪魔に感じてしまいます。


ケーブルを服の内側にいれるとスッキリ
でも、服の内側にケーブルを入れることでこんなにもスッキリ!
マスクを付ける機会も少なくなってきたので、有線イヤホンの煩わしさもあまり気にならないことに気が付きました。
SE215 SPECIAL EDITIONを安くお得に購入する方法
SE215 SPECIAL EDITIONを安く購入したいなら、Amazonのタイムセールや楽天スーパーセールの時期を狙いましょう。
定価約14,000円の高級イヤホンですが、プライムデーの際は大幅割引で10,000円以下まで値引きされていました。
まとめ
- SHURE - SE215 SPECIAL EDITIONは、フィット感抜群で遮音性に優れた有線イヤホン
- 低音をより楽しみたい人向けにおすすめ
今回は、SHUREの有線イヤホン「SE215 SPECIAL EDITION」をレビューしました。
10台以上のワイヤレスイヤホンを所有しているので、


と使う前は思っていました。
しかしながら、実際に使ってみるとフィット感が素晴らしく、ノイキャン非対応なのにある程度の遮音性があり、何より僕好みの低音がしっかりとしたサウンドに大満足。
ケーブルを取り替えることでワイヤレス化することも可能なので、高音質のイヤホンを探している人は購入を検討してみてください。