今回紹介するのは「ACEFAST T3」。
クリアなケースがスタイリッシュで、お洒落なワイヤレスイヤホン。
メモ
メーカさんより商品提供を頂きました。
この記事では、ACEFAST T3のスペックや他のワイヤレスイヤホンとの比較、実際に使ってみた感想を紹介します。
ワイヤレスイヤホンを買おうと思っている人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んてみてください。
ACEFAST T3のスペック
Bluetooth | 5.2 |
---|---|
駆動方式 | 13mmダイナミックD |
コーデック | SBC, AAC, aptX |
ノイズキャンセリング | cVc(※1) |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
連続使用時間 | イヤホン:5時間/充電ケース併用:30時間 |
充電ケースの イヤホン充電回数 |
約3回 |
防水性能 | IPX4 |
サイズ(mm) | イヤホン:約33 x 21 x 22/ケース:約60 x 48 x 26 |
重量 | イヤホン:約4g x2/ケース:約33g |
メモ
※1 音声通話のみ。アクティブノイズキャンセリングは非対応
充電ケース併用で30時間使えるのが魅力の一つ。通勤通学だけじゃなく、旅行でもバッテリー残量を気にせず使えますね。
ワイヤレスイヤホンには珍しいクリアケース
T3は、ワイヤレスイヤホンでは珍しいクリアケースが採用されており、ダークグレイの内側のデザインがクール。
ケースの形状は横長で、AirPods Proのケースによく似ています。
蓋を開けてみると、イヤホン本体にも光沢があることがわかります。
イヤホン本体を取り除くと、収納部分はダークグレイとブラックの2トンカラー。
ケースの下には充電用のUSB-C端子があるだけのシンプルなデザイン。
AirPods Proに似たデザインのイヤホン
イヤホン本体の形状もAirPods Proとよく似ていて、インナーイヤー型とカナル型と足して割ったような形。
縦に長い形状になっている分、そうでないカナル型イヤホンに比べてヘッド部分が小さい印象です。
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詳しくはフィット感についての感想の部分で紹介します。
側面にはLEDインジケータがあり、ペアリング中は青色で点滅を繰り返します。
この点滅している部分がタッチパネルになっていて、様々な操作が可能。
再生/一時停止 | 左右いずれかを2回タップ |
---|---|
曲送り | 右側を3回タップ |
曲戻り | 左側を3回タップ |
音量+ | 右側を1回タップ |
音量ー | 左側を1回タップ |
音声アシスタント | 左側を長押し |
左右のイヤホンに機能が1つずつしか割り当てられないイヤホンもたまにありますが、T3は音楽を聴く上で最低限の操作が全て可能。
イヤホンによって形状が異なる、音の出る部分ですが、T3は縦長。
イヤーピースは程よい柔らかさなので、長時間付けていても耳が痛くなりません。付け外しもしやすいので交換が楽です。
低音がしっかりとしたクリアなサウンド
音質に関してのレビューは苦手ですが、低音がしっかりとしたクリアな音といった印象。音質にかなり拘りがある人じゃない限り十分満足できる音質だと思います。
コーデックがapt-Xまでしか対応していないのはちょっと残念ですが、価格が安いので仕方ありませんね。
これに関しては、音質比較の部分で紹介します。
ACEFAST T3の同梱物
同梱物 | T3本体 |
---|---|
充電ケース | |
充電用USB-CtoAケーブル | |
イヤーピース(S,M,L) | |
取扱説明書 |
同梱物はこんな感じ。
カナル型イヤホンなので、イヤピースが3種類同梱されていますが、充電用のアダプタは入っていません。
そのため、充電にはパソコンを使ったりスマホ用のUSB充電器を使う必要があります。
参考
ACEFAST T3と他のワイヤレスイヤホンとの比較
せっかくなので、価格が近い別のワイヤレスイヤホンと比較してみましょう。
カナル型の「Sonic Pro」とインナーイヤー型の「Air3」を選んでみました。
メモ
- ※1 音声通話のみ。アクティブノイズキャンセリングは非対応
- ※2 Amazonでの定価
スペックだけを比較してみると、対応コーデック、連続使用時間、防水性能などは他の2つのイヤホンの方が優れているように見えます。
それでは、実機での違いを比べてみましょう。
デザイン比較
Sonic Proはカナル型。Air3はインナーイヤー型とわかりやすく、T3はその2つを足して割ったようなハイブリットな形状。
Air3 < T2 < Sonic Proの順にサイズが大きく、持ち運びに便利なのは軽くてい小さいAir3。
T2もそんなに大きくはなく、ポケットに入れてもかさばりません。
フィット感比較
フィット感は、Air3 < Sonic Pro < T3の順番で良い。
インナーイヤー型のAir3は耳に軽くはめているだけなので、ほかの2つのよりはフィットが感じられませんが、逆に言うと圧迫感がありません。
Sonic Proは少しだけ多いため、激しい運動をすると取れやすい傾向があります。
T3は軽量なうえに、僕の耳に良く馴染みスポーツでの利用にも適しているなと感じました。
音質の比較
T3は低音が強く、Air3が低音と高音も良いバランス型、Sonic Proが高音重視といった印象。
Air3はインナーイヤー型のせいなのか、他の2つに比べると音に広がりがあるように感じます。
ただこれは、3つをかなり聴き比べて悩んだ結果出した感想なので、比較せずに普通に使った時はどれも高音質。
操作性比較
操作方法に多少の違いはあるものの、操作性はどれも同等。
いずれのイヤホンも再生/一時停止、音量調整、曲の変更などの機能を備えているので、特に違いはありません。
Sonic Proは物理ボタンなので操作ミスが少なく、他の2つはタッチパネルは軽く触れるだけで操作できると言う程度の違い。
ACEFAST T3を実際に使ってみた感想
ここからは、実際にACEFAST T3を使ってみた感想を良い点と不満な点を含めて紹介します。
フィット感抜群で全然ぶれない
僕が一番気に入ったのは、フィット感抜群で全然ブレないところ。
写真を見るとわかるように、イヤホンのヘッド部分が小さいため耳にしっかり収まっていることと、イヤーピースの適度な圧迫感が合わさって僕の耳に絶妙にフィットします。
運動中にワイヤレスイヤホンを使うことが多いので、音質よりもフィット感を重視する僕にとっては、非常に嬉しいポイントです。
デザインが素敵、でも長期で使うのは少し不安
ワイヤレスイヤホンには珍しいクリアケースがかっこいいですが、透けているため、中が汚れているとそれも見えてしまいます。
イヤホン本体も光沢があるため、指紋が目立ちやすい仕様。
使い始めは問題ないと思いますが、長期で使っていると埃などが内側に蓄積し、汚れが外からも目立ってしまうのではないかと思います。
ノイキャン機能がなくなったのは残念
旧モデルと思われるT2にはANC機能が搭載されていましたが、T3になってノイキャン機能が無くなってしまいました。
カナル型なので装着しているだけある程度の遮音性はありますが、使えていた機能がなくなってしまうのはやはり残念です。
まとめ
- ACEFAST T3はクリアケースがスタイリッシュでかっこいいワイヤレスイヤホン
- しっかりした低音と最大30時間使える長寿命なのが魅力
今回は、ACEFASTのT3を紹介しました。
フィット感抜群でほとんどブレることなく、僕が好きなEDMを聴くのに丁度よい低音がしっかりしたサウンドなので、運動中にメインで利用していきたいと思います。
とわいえホコリや汚れが目立つ心配があるので、その点は経過観察してみますね。
スポーツ用のイヤホンを探している人は、ぜひ購入を検討してみてください。