ワイヤレスイヤホンを買ってからというものの、配線がないことの素晴らしさに気づいてしまった僕。
このまま身の回りのガジェット全てをワイヤレス可してしまいたいと思い、手始めにワイヤレス充電器「Anker PowerWave 10 Pad」を購入しました。
最新ので充電速度も早い充電器の購入も検討してみましたが、初めてのワイヤレス充電器。そして便利なのかまだ半信半疑ということで、Amazonで売れ筋のものを選んでみました。
この記事では、Anker PowerWave 10 Padを選んだ理由やスペックの紹介、実際に使ってみた感想を紹介します。
これから購入を考えている人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Anker製品レビュー
僕がAnker PowerWave 10 Padを選んだ3つの理由
ワイヤレス充電器は各社から多くの製品が販売されていますが、その中から僕が「Anker PowerWave 10 Pad」を選んだ理由を簡単に紹介します。
5mmのケースをつけたまま充電可能
ワイヤレス充電で一番注意したいのが、ケース装着時に充電できるかどうか。
ケース非対応のものや、ケース対応でも3mmまでしか対したいないという製品もあったりします。
でもPowerWave 10 Padは5mmまでのケースに対応しているため、僕が使っているノート型ケースでも利用できそうだと判断しました。
10Wの出力で十分だった
ワイヤレス充電器には5〜15W出力の様々なものがあり、高出力であればあるほど充電速度が早くなります。
でも、充電する製品が対応していなければ意味がありません。
デバイス | 対応ワット数 |
---|---|
iPhone8 ~ iPhone11 | 7.5W |
iPhone12 | 7.5W(MagSafe対応は15W) |
Pixel5 | 12W |
Galaxy 10 | 10W |
Androidであれば10W以上の急速充電に対応しているスマホも多いのですが、iPhoneの場合は殆どが7.5W。
僕が愛用しているiPhone8も7.5Wまでの対応なので、あまり高出力なものは必要ないと思いました。
とにかく安かった
将来的にMagsafeに対応した最新のiPhoneを購入する可能性はありますが、Magsafe対応のワイヤレス充電器は3,000円〜とまだまだ高額。
ワイヤレス充電の利便性を実感できていない状態だと躊躇してしまいます。
PowerWave 10 Padは、セールで1,100円と激安だったので失敗してもいいかなと思い即決しました笑
Anker PowerWave Padのスペックとシリーズの違い
PowerWave 10 Pad | PowerWave II Pad | PowerWave Pad Alloy | |
---|---|---|---|
外観 | |||
入力 | 5V-2A / 9V-2A | 12V-2A | 5V-2A / 9V-2A |
出力 | 5W / 7.5W / 10W | 5W / 7.5W / 10W / 15W | |
充電端子 | microUSB | ACアダプタ | USB-C |
サイズ | 約100 x 100 x 11mm | 約90 x 90 x 13 mm | 約90 x 90 x 13 mm |
重量 | 約67g | 約89g | 約105g |
充電器 | なし | 付属 | なし |
Anker PowerWave 10 Padのスペックはこんな感じ。
PowerWave Padには数種類あり、違いが分かりづらいので比較のために一覧にしてみました。
3つの大きな違いは、出力と充電端子、充電器の付属の有無。
出力が大きければ充電速度も早くなりますが、充電するデバイスが対応していないと意味がありません。
前述したように、iPhone 12以外のiPhoneは、今のところ7.5Wまでにしか対応していなため、iPhoneユーザであれば「PowerWave 10 Pad」を選べばOK。
ただし、急速充電を行う場合はQC2.0/3.0対応の充電器が必要です。
こんなヤツ↓
という人は、充電器が付属している「PowerWave II Pad」を選びましょう。
Anker PowerWave Padの同梱物
同梱物 | PowerWave10 Pad 本体 |
---|---|
充電ケーブル (MicroUSB to USB-A) |
|
ユーザマニュアル | |
取扱説明書 | |
保証書 |
同梱物はこんな感じ。
スペックの部分で紹介したように、充電器が付属されていないので、急速充電したい場合は別途用意する必要があります。
前に紹介した「PowerCore Fusion 10000」もQC対応なので、値段を気にしないのであれば、モバイルバッテリーが一体化したこっちのほうが個人的にはおすすめ。
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Anker PowerWave Padを実際に使ってみた感想
ここからは、「PowerWave 10 Pad」を実際に使ってみた感想を、良い点も不満な点も含めて紹介していきます。
置くだけ充電が超便利
ワイヤレス充電器の良いところは、ケーブルを接続しなくても充電できること。
当たり前なんですがこれがめちゃめちゃ便利で、一度体験したら有線充電が非常に面倒に感じてしまいます。
Lightningケーブルは長く使っているとほぼ確実に断線してしまうので、その度に買い換える煩わしさからも開放されます♪
高さがないので場所を取らない
平たく高さのない充電器なので、こんな感じでモニタースタンドの下に置いてスマホを充電可能。
できるだけデスクトップをスッキリさせたい人に特におすすめです。
でもこの使い方だと、充電中はスマホを確認できないので、充電しながら通知を確認したり、動画を見たい人は、スタンド型のワイヤレス充電器を選びましょう。
位置がずれると充電できない
これはワイヤレス充電器の宿命ですが、充電可能な範囲が決まっているため、ずれた位置にスマホを置いてしまうと充電ができません。
充電確認用LEDがあるので、ちゃんと確認すれば問題はありませんが、ベッドサイドに置いていて、薄暗い環境でパッと置いて充電したい場合にはあまり向きません。
有線と比べると充電速度が遅い
これも仕方ないことなのですが、ワイヤレス充電は有線充電に比べて対応入力が制限されているデバイスがほとんど。
そのため、スマホを急いで充電して使いたい場合には向きません。
メモ
- 急いで充電したいとき:有線充電
- 時間がたっぷりあるとき:ワイヤレス充電
スマホを頻繁に使って電池切れが心配な人は、このように上手に充電方法を使い分ける必要があります。
また、急速充電モードを使うにはQuick Charge(12V)に対応した充電器が必要なため、持っていない人は余分な出費が発生します。
これが安さだけに釣られて購入すると失敗するという理由です。
まとめ
- Anker PowerWave 10 Padは10Wの出力に対応したコスパの良いワイヤレス充電器
- 7.5W以上の充電には、QC2.0/3.0対応のアダプタが別途必要なので、安さだけに釣られて購入すると失敗する
僕はガジェットをレビューしているということも有り、QC対応の充電器を持っていたため、余計な出費をせずにワイヤレス充電器で急速充電できる環境を整えることができました。
有線より充電速度は劣ってしまいますが、7.5Wの充電はiPhone付属の純正アダプタ(5V=1A)よりは早く充電できるので、急いで充電したいとき以外は特に気になっていません。
急速充電器を持っていない人は、より新しく高出力に対応した「PowerWave II Pad」のほうが良いんじゃないかなと思います。