テレビ音声をbluetooth化してからというものの、どれが一番良い組み合わせなのか気になって、未だにワイヤレスイヤホンやヘッドホンを探している僕。
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そんな中、ENACFIREという音響機器を取り扱うメーカーさんから新製品の完全ワイヤレスイヤホン「ENACFIRE Wireless Earbuds E60」の商品提供を頂きました。
レビューするにあたり、製品の良い点・悪い点ともに惜しみなく紹介したいことを提案したところ、快諾いただいたのレビューさせていただくことになりました。
ワイヤレスイヤホンの購入を考えている人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んてみてください。
「ENACFIRE E60」のスペック
Bluetooth規格 | 5.0 |
---|---|
プロファイル | HFP、ASDP、AVRCP |
コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | cVc8.0 (音声通話用) |
ワイヤレス充電 | QI規格無線充電対応 |
最大通信距離 | 10m |
連続使用時間 | 6時間:イヤホンのみ 48時間:充電ケース併用時 |
充電時間 | イヤホン:約1.5時間 ケース:約2時間 |
充電端子 | USB-C |
防水性能 | IPX8 |
サイズ | イヤホン:約27 x 24 x 23mm ケース:66 x 40 x 30mm |
重量 | イヤホン:約5g x 2 ケース:約35g |
価格 | 3,850円 |
スペックはこんな感じ。
最近は、低価格で長時間使えるワイヤレスイヤホンが増えているので、連続再生時間6時間は少ないかなって思いがちですが、6時間以上使い続けることはほとんどないと思うので、この点は個人的には気になりません。
充電ケースを併用すれば48時間使えるので、充電切れの心配もほとんどないと思います。
注目すべきは、3,850円なのにもかかわらずワイヤレス充電対応というところ。この価格帯でワイヤレス充電ができるワイヤレスイヤホンはあまりないので、無線充電したい人に特におすすめです♪
日本国内外で販売されている本製品ですが、少し仕様が違いあります。
日本版 | 海外版 | |
---|---|---|
価格 | 3,850円 | 約4,900円 |
再生時間 | 6時間 | 8時間 |
コーデック | aptX非対応 | aptX対応 |
カラー | 黒のみ | 黒、白、赤、青 |
このことについてメーカーさんに確認したところ、日本の市場では、3,000円台のイヤホンの売れ行きが良いらしく、価格を抑えるために機能を抑えているとのこと。
防水性能が最高クラスのIPX8なので、水深何mで何分大丈夫なのか確認したところ、具体的な水深と時間でのテストを行っていないが、うっかり水に落としてしまったり、雨降りでの使用は問題ないとの回答を頂きました。
この点を考えると、いくらIPX8とはいえど、水没させるような環境での無理な使用は避けたほうが良さそうです。
「ENACFIRE E60」の同梱物
同梱物 | Wireless Earbuds E60本体 |
---|---|
充電ケース | |
充電用ケーブル (USB-C to USB-A) |
|
イヤーピース:6セット | |
取扱説明書 | |
保証書 |
ワイヤレス充電対応ですが、ワイヤレス充電器は同梱されていないので、別途用意する必要があります。
2,000円以下で買えるワイヤレス充電器も増えてきているので、スマホが対応しているので購入するのもありだと思います。
僕が使っているワイヤレス充電器はこちら
あとイヤホンに同梱されているイヤーピースって普通は3セットなんですけど、「E60」には6セットも付いてます。
大きさの違いがよくわからないものも含まれていますが、これだけあれば耳にフィットするものが1つは見つかるんじゃないでしょうか。
「ENACFIRE E60」のペアリング方法
- 充電ケースからイヤホンを取り出してペアリングモードにする
- デバイスのBluetooth設定画面から「ENACFIRE E60」を選択してペアリング
ペアリング方法は2ステップでできるので簡単。1度でもBluetooth機器を使ったことがある人なら迷うことはありません。
充電ケースから取り出さないと電源が入らないため、ペアリングできないのがちょっとだけ面倒。
ただし、一度ペアリングしてしまえば、2回目以降は自動接続してくれるので、あまり気にならないかもしれません。
「ENACFIRE E60」を実際に使ってみた感想
ここからは、ENACFIRE Wireless Earbuds E60を僕が実際に使ってみた感想を、良い点と不満な点も含めて紹介していきます。
ワイヤレス充電が最高
有線充電しかやったことがない人はわからないと思いますが、ワイヤレス充電はめちゃめちゃ便利。
置くだけで充電できるので楽だし、何度もケーブルを抜き指しする必要がないので、ケーブルや端子を痛めてしまう心配がありません。
有線よりは充電速度が落ちてしまうことがワイヤレス充電の弱点ですが、寝るときに充電すればそれも全然気になりません。
低価格なワイヤレスイヤホンは、ワイヤレス充電非対応なものが多いので、これが「E60」最大のメリットだと思います。
音質:◯
僕はそこまで音質にこだわりがないので的確な評価ができませんが、普通に使うなら全然問題ない音質。むしろいい音だなと感じました。
音量を最大にした場合でも音割れすることもありません。
音声デバイスを買ったときに付属されているイヤホンで困らない人であれば、十分満足できる音質だと思います。
音ズレ:◯
動画鑑賞や音楽鑑賞での利用であれば特に音ズレは感じません。
音ゲーのプレイ時には若干の遅延を感じますが、ゲームモードに切り替えることで、遅延をかなり抑えられます。
シビアに音ゲーをプレイする人でない限り、音ズレによる問題は感じないと思います。
装着(フィット)感:◎
フィット感は抜群。長時間つけても耳はほとんど痛くなりません。
この手のワイヤレスイヤホンは装着が難しかったり、角度がシビアでフィット感が得られないことがあったりしますが、初めての装着でも違和感なく簡単に装着できました。
本体が比較的薄い形状になっているので、極端に耳が小さい人で無い限り耳に収まるサイズ感なので、運動中に使用したい人にも使いやすいと思います。
遮音性:◯
アクティブノイズキャンセリングに対応していませんが、カナル型のイヤホンかつ、イヤーピースが耳の中にすっぽりハマるので、ある程度遮音性を確保できます。
音楽を再生すれば、周りの音がほとんど聞こえなくなるので、集中して勉強したり仕事をしたいときにも使いやすいです。
操作性:◯
E60にはタッチパネルが搭載されていて、タップすることで簡易的な操作が可能です。
再生/一時停止 | 左右いずれかを1回タップ |
---|---|
曲送り | 右を2回タップ |
曲戻し | 左を2回タップ |
音量+ | 右をタッチし続ける |
音量- | 左をタッチし続ける |
通話/切断 | 左右いずれかを1回タップ |
音声アシスタント | 左右いずれかを3回タップ |
ゲームモード | 左右いずれかを4回タップ |
操作は直感的に行えるので、5分もあれば覚えられると思います。
そして、このワイヤレスイヤホン人には珍しく音量調整機能がついています。
簡易的な操作ができるワイヤレスイヤホンは多いですが、音量調整はできないことが多いのでこれはめちゃめちゃ嬉しいポイント。
まとめ
- 「ENACFIRE Wireless Earbuds E60」は、4,000円以下でワイヤレス充電も可能なコスパ抜群のワイヤレスイヤホン
- 耳にフィットしやすく取れづらいので、運動にもおすすめ
商品提供を頂いたからこそ、より厳しくレビューしようと思ったのですが、想像以上に良いワイヤレスイヤホンだったので驚きました。
特に大きな不満もなく、3,000円台で購入できるコスパの良い製品なので、万が一壊れてしまっても買い替えやすいのも良いところ。
定価3,850円ですが、600円のクーポンが発行されているので、今のところ3,250円で購入できます。
耳にフィットしやすく撮れづらいので、運動好きな人へのプレゼントとして良いんじゃないかなと思いました。