ワイヤレスイヤホンっていろいろありすぎて、どれを買ったらいいかわからないですよね。
iPhoneユーザならとりあえずAirPods Proを買っておけば間違いないっていう風潮はありますが、高額なので簡単に購入できるものではありません。
でもアクティブノイズキャンセリングは気になる・・・っていう人は多いのではないでしょうか。
ということで、代わりに「AUKEY EP-N5」を購入してみました。


Aukey EP-N5
ノイキャン対応なのにもかかわらず、8000円以下で購入できるコスパの良さそうな完全ワイヤレスイヤホンです。


使い始めて約2ヶ月が経過したので、この記事では、スペックや同梱物の紹介の他に、実際に使ってみた感想を良い点と不満な点も含めて紹介します。
購入を考えている人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
AUKEY EP-N5のスペック


Aukey EP-N5の本体と充電ケース
Bluetooth規格 | 5.0 |
---|---|
プロファイル | HSP 、HFP、 A2DP、AVRCP、AAC |
コーデック | SBC、 AAC |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
最大通信距離 | 10m |
連続使用時間 | 7時間:イヤホン本体のみ 35時間:充電ケース併用時 |
充電時間 | イヤホン:約1.5時間 |
充電ケースの イヤホン充電回数 |
3回 |
充電端子 | USB-C |
防水性能 | IPX5 |
重量 | イヤホン:約5g x 2 ケース:約37.8g |
価格 | 7,980円 |
最近は、低価格で高性能なワイヤレスイヤホンが多くなってきているので、甲乙つけがたいですが、注目は8,000円以下なのにアクティブノイズキャンセリング機能に対応していること。
メモ
アクティブノイズキャンセリングとは、周囲の騒音を特殊な技術で打ち消してくれる機能のこと。
カフェなどのざわついた場所でも環境音をある程度抑えてくれるので、集中しやすくなります。
メーカーや製品によってノイキャンの機能は大きく異なると思うので、どれくらい環境を抑えてくれるのか気になるところ。詳しくは、実際に使ってみた感想で紹介します。
イヤホン単体で7時間、充電ケースと併用すれば35時間も使えるので、外出時の電池切れの心配は不要。


AUKEY EP-N5の同梱物


Aukey EP-N5の同梱物
同梱物 | イヤホン本体 |
---|---|
充電ケース | |
充電ケーブル (USB-C to USB-A) |
|
イヤーピース(S、M、L)×2 | |
取扱説明書 | |
クイックスタートガイド | |
サポートの情報 |
同梱物はこんな感じ。
必要なものはほとんど付属されていますが、USBアダプタはついていないので、スマホのものを使うか別途購入する必要があります。
カナル型のイヤホンなので、異なるサイズのイヤーピースが3種類入っています。これが耳に合うかあわないかで、フィット感がぜんぜん違うので、個人的には一番重要なパーツ。
AUKEY EP-N5のペアリング方法


Anker EP-N5のペアリング方法
- 充電ケースを開けてイヤホンの電源を入れペアリングモードにする
- デバイスで「AUKEY EP-N5」を探してペアリング
- PINコードを聞かれた場合は「0000」と入力
ペアリングは簡単2ステップ。一度でもBluetoothのペアリングをやったことがある人は、迷わずペアリングできると思います。
片方のイヤホンだけをペアリングして使うこともできるので、片耳は周りの音を聞くために空けておきたい場合に便利。
AUKEY EP-N5の操作方法
AUKEY EP-N5にはタッチパネルが搭載されているので、耳元で簡易的な操作が可能です。
電源オン/オフ | 充電ケースの蓋の開閉 |
---|---|
再生/一時停止 | いずれかのタッチパネルを1回タップ |
音量変更 | ✗(不可) |
曲送り | 右を2回タップ |
曲戻し | 左を2回タップ |
ノイズキャンセリングオン/オフ | 右を2秒間タッチ |
電話応答 | いずれかのタッチパネルを1回タップ |
通話終了 | いずれかのタッチパネルを2秒間タッチ |
着信拒否 | いずれかのタッチパネルを2秒間タッチ |
音声アシスタント | いずれかのタッチパネルを3回タップ |
僕はワイヤレスイヤホンを使って音声通話をすることはないので、使う機能としては音楽再生/一時停止と曲のスキップ。あとはノイズキャンセリングのオンオフ切替ぐらい。
音量の変更ができないのはとても残念。前に紹介したBluetoothトランスミッター「TaoTronics TT-BA09 Pro」との相性が悪いので、テレビ音声を聞くのには使えませんね・・・
詳しくはこちら
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「TaoTronics TT-BA09 Pro」レビュー。テレビ音声をBluetooth化してワイヤレスイヤホンで聞けるトランスミッター
続きを見る
AUKEY EP-N5を実際に使ってみた感想
ここからは、AUKEY EP-N5を実際に約2ヶ月使ってみた感想を、良い点と不満な点を含めて紹介していきます。
音質:◯
クリアな音声で、高音質だと思います。
ただ音質をそこまで気にしない僕でも、重低音が弱いことがはっきりわかります。
低価格で高音質&重低音が良いワイヤレスイヤホンもあったりするので、それに比べたら見落とりしてしまいます。
聴き比べる対象のイヤホンが無いと気にならないかもしれませんが、EDMやHIPHOPなど、ベースがしっかりした音楽が好きな人にはあまり向いていないと思います。
音ズレ:◯
スマホと接続して音楽鑑賞、動画鑑賞してみましたが音ズレは一切感じません。
ゲームに関しても、音にシビアなものでなければ問題なくプレイできますが、太鼓の達人のような音ゲーは明らかな遅延があるので、音ゲーでの使用はおすすめしません。
音ゲーをするなら、ゲームモードが搭載されいてるワイヤレスイヤホンを選んだほうが良いでしょう。
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装着(フィット)感について
抜群とまでは言えませんが、角度を間違わなければちゃんとフィットします。
使い始めは最適な角度がわからず違和感がありましたが、使い慣れると最適な角度がわかるようになりました。


✗:間違った角度だとフィットしない


◯:少し斜めにするとフィットする
細長い部分を地面に対して垂直に入れるとフィットしないので、少し斜めにひねるといい感じに。
ただし、その分長時間つけていると耳が痛くなってしまうので、定期的に取り外して耳を休めてあげたほうが良いです。


遮音性、ノイキャンの実力:△
アクティブノイズキャンセリングに期待して購入しましたが、言われないとわからないレベルで期待はずれというのが正直な感想。
たしかにノイキャンのオン/オフで聞こえる雑音に違いはありますが、カナル型のイヤホンって耳栓のような構造になっているので、ノイキャンの有無に関わらず多少は遮音性があります。
Ankerの「Soundcore Life Q30」を常用していて、ノイキャンの良さを既に体験してしまっている僕には物足りなくて仕方有りません。
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なので、ノイキャン目的で購入するのはおすすめしません。
ただし、一般的なイヤホン同様に、音楽を再生してしまえば周りの音は気にならないので、音楽を聞きながら集中できる人であれば実用性はあると思います。
操作性:◯
操作方法で紹介したとおり、それぞれのイヤホンをタッチすることで最低限の操作ができるので便利。
機能も多すぎず少なすぎず程よい数なので、2,3回使えばすぐに覚えられます。
一つ残念なのは、前述したとおり音量の調整ができないこと。
運動中など、すぐにスマホを取り出せない状況だと音量調整ができないので、その点はちょっと使いにくいです。
まとめ
- 「AUKEY EP-N5」は、8,000円以下で買えるアクティブノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤホン
- アクティブノイズキャンセリングはあまり強力じゃないので、ノイキャン目的での購入はおすすめしない
今回は8,000円以下のワイヤレスイヤホンのノイキャン機能が気になって購入しましたが、期待はずれという結果に…
クーポンでかなり安く購入できたので不満はそんなにありませんが、ノイキャン目的で購入するのはおすすめできません。
音質にこだわりがなければワイヤレスイヤホンとしては不自由なく使えるので、セールで安くなっているときに購入することをおすすめします。