どうも、なっち(@bboy_nacchi)です。
少し前に、Macbook Proを2014年モデルから最新の2020年モデルに買い替えたことを紹介しました。
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この記事の中で触れたのが、USB-AとHDMIポートがなくなったため、USB-Cタイプのハブが必要になったこと。
あまりにいろんな種類があるので、どれを買おうかめちゃくちゃ悩みましたが、「Opro9 USB-C 8ports with line Docking」を購入しました。
今回は、このOpro9のUSB-Cハブのスペックや、なぜこのハブを選んだのか、実際に使ってみて感じた良かった点や不満な点を紹介します。
僕がOpro9 8in1 USB-Cハブを選んだ理由
まず最初に、数あるUSB-Cハブの中から、なぜ僕がこの商品を選んだのかを紹介します。
Macbook Pro 2014から2020に買い替えたことによって、現状このような悩みがありました。
- USB-Cスロットしかないため、周辺機器や記録メディアが使えない
- HDMIポートが無いので、持っているデュスプレイと接続できない
- iPhoneでの有線テザリングができない
これまでは、周辺機器不要でSDカードや外付けHDDとのデータのやり取りができていたのに、USB-Cポートしかないため、それができなくなってしまいました。
自宅の作業環境で使っている外部ディスプレイは、VGAとHDMIにしか対応していないため、デュアルディスプレイでの作業が不可能に…
また、外出時にはiPhoneのテザリング機能を使ってブログを書いたり調べ物をしているのですが、手持ちのライトニングケーブルは、USB-Aタイプのためこれもできませんでした。
1台8役で必要な機能が全て揃っていた
このように、安くて簡単に使える変換アダプタもたくさん販売されていますが、1つ1つ買い揃えてしまっては、かさばってしまいます。
一方で、Opro9 8in1 USB-Cハブは、1台で8個のポートを備えています。
ポート一覧 | |
---|---|
USB-Aポート×3 | PD対応USB-Cポート |
SDカードスロット | MicroSDカードスロット |
HDMIポート | 有線LANポート |
これなら1台で現状の悩みが全て解決されます。でも、マルチポートのUSB-Cハブは他にもたくさんありますよね。
それでも僕がこの商品を選んだのは次の理由です。
USB-C端子が収納できて持ち運びに便利
これが、僕がこの商品を選んだ最大の理由。ご覧の通り、パソコン接続用のUSB-C端子が収納できるんです!
外での作業も考慮すると、かばんにいれてもケーブルに負荷がかからない。断線の可能性が低いUSB-Cハブを探していました。
ケーブルなしで、Macbookに直接接続するタイプのUSB-Cハブもありますが、USB-C端子がむき出しになっているので、引っ掛けて故障することを警戒しました。
また、この製品だとMacbook以外のパソコンで利用できないので、使い回しも考慮すると、Opro9のUSB-Cハブという結論に至ったわけです。
Opro9 USB-C 8ports with line Dockingのスペック
サイズ | 55×123×17mm |
---|---|
重量 | 80g |
材質 | アルミニウム/プラスチック |
USB-A 3.0 | 3個 |
---|---|
USB-C 3.1 | Power Delivery 60W/20V/3A(最大) |
SDカードスロット | 2TBまで対応 |
MicroSDカードスロット | 2TBまで対応 |
Ethernet(有線LAN)ポート | 10/100/1000 Mbps |
HDMIポート | 3840×2160 30GHz |
サイズの比較
手元にあったペンとサイズを比較してみました。
めちゃめちゃ小さいとは言い切れませんが、線が飛び出ていない分コンパクトなので、かばんに入れて落ち運びやすいサイズです。
SD/MicroSDカードの読み書き速度
Power Deliveryに対応したUSB-Cポートは、接続端子を開いたとこに隠れています。
最大60Wまでの対応なので、僕のように13インチのMacbook Proを使っている場合は有効ですが、16インチの場合は力不足のため充電速度が遅くなってしまうので要注意。
SD/MicroSDスロットに関しては、速度の記載がなかったので、自分で速度を測定してみました。
使用したのは、カメラとドローンに使っているこちらのSDカードとMicroSDカード。
MicroSDカードは、サイズが大きすぎるせいなのか、Macbook Pro2014で読み込めなかったため、Opro9を使ったときの読み書き速度を計測しました。
Macbook Pro2014年モデルに直接挿して利用したときと比べると、読み書き速度ともに半分以下の速度しか出ていないという結果になりました。
ちょっと残念な結果にはなりましたが、許容範囲の速度ではあるので、とりあえずOK。でも、速度を気にする人は、ちゃんと速度表記を確認したほうが良さそうですね。
USB-Aの読み書き速度
SDカードスロットがあった反対側に、USB-A 3.0のポートが3つあります。
- 外付けHDD
- USBドライブ
- スマホ
みたいに3つ接続してそれぞれでデータのやり取りができるので便利。
気になったので、こちらも速度を測定してみました。
こちらはほとんど差がありませんでした。動画や写真などの大きいサイズのファイルは、最終的に外付けHDDに保存して利用しているので、これは助かります。
HDMIポートとEthernet(有線LAN)ポート
底面にHDMIとEthernet(有線LAN)ポートがあります。
HDMIポートは、3840×2160 30GHzとなっていますが、持っているのが古いディスプレイということと、そこkまで画質を求めていないので個人的には満足。
有線LANポートはほぼ使わないので、HDMI二本差しでトリプルディスプレイとかにできたほうが嬉しかったです。
Opro9 USB-C 8ports with line Dockingを実際に使ってみた感想
Opro9 USB-C 8ports with line Dockingの大まかなスペックやサイズ感がわかったところで、実際に使ってみた感想を簡単にまとめてみました。
良かったこと
選んだ理由でも触れましたが、USB-Aポート、SDカード、HDMIポートが使えるようになったことが一番ありがたい。
USB-C端子がキレイに収納できるため、カバンに入れても邪魔にならず、断線する可能性も少ないので助かっています。
また、Macbookのスペースグレイと似ている質感とデザインのため、統一感があっていい感じなところも気に入っています。
不満なこと
一番不満なのは、やはりメディアの読み書き速度が十分に出ないことです。
現状は、このUSB-Cハブを使わないとSDカードや外付けHDDとのやり取りができないことと、持ち運びを前提に購入したことを考慮すると、そこまで気にはしていませ。
でも、速度に煩わしさを頻繁に感じるようになったら、自宅に据え置き用のUSB-Cハブを買おうと思います。
あとは、思いのほか熱を持つので、故障の原因にならないか心配。他のUSB-Cハブを持っていないため比較はできませんが、使っていると熱いなと感じるくらいの熱を持ちます。
有線LANポートを使っているだけでも熱を持っていたので、他のポートを使いながら長時間使った場合、どれくらいの期間故障せずに使えるかは経過観察するつもりです。
Opro9 8in1 USB-Cハブ適正チェック
実際に使ってみた僕が思う、Opro9 8in1 USB-Cがおすすめな人とそうでない人はこんな感じ。
こんな人におすすめ
- USB-Cポートのみ搭載のパソコンを利用していて、持ち運びに適したUSB-Cハブが必要な人
多機能なUSB-Cハブは他にもたくさんありますが、接続端子を収納できるものはあまりありません。外での利用をがメインで、断線のリスクから避けない人におすすめです。
こんな人は別の製品を選んだほうがいい
- メディアの読み書き速度を重視する人
- 自宅での使用がほとんどで、持ち運びを考えていない人
速度検証で示した通り、メディアの読み書き速度はそこまで早く無いため、読み書き速度を重視するなら別の製品を選んだほうがいいと思います。
自宅で使う据え置きタイプのUSB-Cハブなら、速度が早いものもあると思うので、そちらのほうがおすすめ。
まとめ
- Opro9 USB-C 8ports with line Dockingは、8つのポートを備えた持ち運びに適したUSB-Cハブ
- 読み書き速度はあまり早くないので、速度を求める人は別の製品がおすすめ
読み書き速度に関しては残念でしたが、それ以外に関してはおおむね満足。データ転送中は別の作業をしていればいいので、そこまで気になっていないというのが本音です。
携帯性に優れいていて、速度が早く、小さいというような完璧な製品はないと思うので、しばらくはこれを使っていこうと思います。
なにか質問があれば、気軽にコメントください!
それではまた\(^o^)/