今回紹介するのは、PITAKAのAppleWatch専用バンド「カーボンファイバーウォッチバンド」。
メモ
メーカーさんに提供頂きました。
Apple純正のものをはじめ、AppleWatch用のバンドはたくさんありますが、それらとの違いはどんなどころにあるんでしょうか。
この記事では、PITAKA カーボンファイバーウォッチバンドの実機レビューとともに、他のウォッチバンドとの比較、実際に使ってみた感想を紹介していきます。
AppleWatch用のバンドの購入を考えいてる人の参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
PITAKA製品レビュー
PITAKA カーボンファイバーウォッチバンドの同梱物
- カーボンファイバーウォッチバンド本体
- サイズ調整用コマ×2
- 調整用ピン
- 交換用接続パーツ×2
同梱物はこんな感じ。
カーボンファイバーウォッチバンド本体の他に、長さを調整するためのピンとコマ。交換用の接続パーツが入っています。
付属のコマは、通常のものより2mm長くなっていおり、微調整がしやすいように考えられています。
異なるサイズのAppleWatchに適応できるように、長さの異なる接続パーツが入っているのもナイス。
低価格帯のAppleWatchバンドの場合、どちらか一方しか入っていないため、将来的にAppleWatchのサイズを変更した場合はバンドを買い換える必要がありますが、このバンドは使い回しができます。
PITAKA カーボンファイバーウォッチバンド実機レビュー
PITAKAのカーボンファイバーウォッチバンドには、「モダン」と「レトロ」の2種類があります。
両者とも非常に似たデザインなので、前面から見た場合は違いがあまりわかりません。
※画像は公式サイトから引用
ただ、背面からバンドをしっかり確認するとデザインの違いは明らか。
モダンは連結部分が内側に隠れていますが、レトロの方は昔ながらのバンドのように連結部分が見えるデザインです。
人によって好みが分かれそうですが、僕は連結部分が見えないほうがよりスタイリッシュでAppleWatchにあっていると思ったので、モダンを選びました。
ちなみにカラーはブラック一色のみなので、ダーク系のAppleWatchとは相性がいいですが、明るい色のAppleWatchを使っている場合はあまり相性が良くないかもしれません。
表面はPITAKA製品の独特な模様になっていて、他にはないデザインがナイス。
光のあたる角度によって微妙に模様が変わるのも面白いです。
また、表面に適度に光沢はありますが、指紋は全然目立ちません。
以前紹介したMagEZ Stand&ケースも同様のデザインなので、Apple製品のデザインを揃えたい人におすすめです。
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装着していると見えませんが、内側も外側と同じ模様になっていて、全体的に黒一色なシックなバンドです。
黒くて重根感のある見た目ですが、重さはわずか31gしかありません。
カバーを付けたAppleWatch SEの重さは39gのためウォッチ本体よりも軽く、できるだけ軽量のバンドを探している人にもおすすめです。
付属のコマを連結してバンドの全長は約21.5mm。
テーブルに置いた場合は少しゆとりがあるのでもう少し長いですが、僕の腕に巻いて計測したところ最大約21.5mmとなりました。
バンドを取り外すときは、留め具についたつまみを押すだけ。
ちなみに留め具はマグネット式になっているので、装着するときはつまみさわらなくても、磁力で吸着するのでめちゃめちゃ便利です。
バンド自体の取り外しは、他のAppleWatchバンド同様スライド式です。
ベルト長の調整方法
ベルトの長さの調整は専用のピンを使って行うのですが、説明書の説明が分かりづらい…
ピンを指した状態でベルトを横に引っ張りピンを緩め、その状態で下側にピンを刺すと取れるんですが、コツを掴むまで少し手こずります。
コマを取り付ける際はピンの先を使う必要があるので、これまた不器用な人は手こずるかも…
説明書や写真だけだと分かりづらいと思うので、商品ページの下記の動画を参考にするとわかりやすいと思います。
PITAKA カーボンファイバーウォッチバンドと他のAppleWatchバンドの比較
続いて他のAppleWatch用バンドとも比較していきます。
比較対象はApple純正のスポーツバンドと、最近まで愛用していたMyWaySmartのマグネティックバンド。
PITAKA
カーボンファイバーウォッチバンド |
Apple
スポーツバンド |
MyWaySmart
ウォッチバンド |
|
---|---|---|---|
外観 | |||
バンド長 (最大) |
約21.5mm | 約20.5mm | 約27.5mm |
長さ調整 | ピンが必要 | ピン不要 | ピン不要 |
止め方 | 磁力 | ピン | 磁力 |
材質 | カーボンファイバー | フルオロエラストマー | ステンレススチール |
重さ | 約39g | 約27g | 約38g |
それぞれ材質も価格帯もことなるため平等な比較とは言えませんが、僕が所持しているもので比較しています。
装着(フィット感)比較
いずれのバンドも長さの微調整が可能なため、フィット感に関しては差がありません。
ただし長さ調整の自由度からするとMyWaySmartのマグネティックバンドが優れています。
理由は単純に、磁力でくっつく留め具の位置を調整するだけで長さが調整できるから。
Appleのスポーツバンドもピンの位置をずらせば調整が可能ですが、3.5mmほどの間隔があるため、より自由度が高いのはマグネティックバンドです。
PITAKAのカーボンファイバーウォッチバンドは、フィット感はあるものの、長さの調整にピンが必要なので自由度はあまりたかくありません。
そのため、手首周りよりも少しだけゆるく調整して、ズラして使えるようにするのがおすすめです。
スポーツでの利用はAppleのスポーツバンドがおすすめ
AppleWatchをスポーツで利用する場合、汗で汚れるので洗いやすさと乾きやすさを考慮する必要があります。
Appleのスポーツバンドは、水洗いもしやすく、タオルで拭けばすぐ乾くのでその名の通りスポーツとの相性が抜群。
他の2つも水洗いは可能ですが、連結部分や編み目部分に水分が残るため、乾かすのに少し時間がかかってしまいます。
重さもスポーツバンドが一番軽いため、スポーツに適しているのはスポーツバンドと言えるでしょう。
フォーマルでお洒落なのはPITAKAのカーボンファイバーウォッチバンド
仕事や普段遣いを考えているなら、カーボンファイバーウォッチバンドのほうがおすすめ。
ブラックで落ち着いた雰囲気があるため、カジュアル&フォーマルどちらのファッションにも合わせられ、仕事とプライベートの両方で使えます。
また軽いため長時間つけても疲れないのもおすすめのポイントです。
PITAKA カーボンファイバーウォッチバンドを実際に使ってみた感想
ここからは、僕が実際にカーボンファイバーウォッチバンドを使ってみた感想を良い点と不満な点を含めて紹介します。
機能性とデザインと機能性に優れたAppleWatchバンド
このAppleWatchバンドの良いところは、デザインと機能性どちらも備えているところ。
ダークでオシャレなデザインのおかげで、仕事とプライベートの両方で利用でき、高級感もあります。
また、磁力のある接続部のおかげでワンタッチで脱着できるため、ピンで止めるスポーツバンドより明らかに使いやすいです。
カラーバリエーションが欲しい
ダークでオシャレなブラックは個人的にはどストライク。
ただ、AppleWatch本体の色ってたくさん出ているので、ファッション間隔でカラーを楽しみたい人にとってはブラック一色だと物足りないと感じてしまうかも。
PITAKAのiPhone14用ケースはカラバリが豊富なので、同じようにバリエーションが増えるといいなと思いました。
値段がもう少し安ければ最高
デザインと機能性に優れたAppleWatchバンドですが、唯一の欠点は価格。
低価格のバンドも多い中、約1万円という金額をバンドに払える人は限られてくるのでは?というのが率直な感想で、安いバンドをファッション間隔で定期的に着せ替えるという人には向きません。
しかし値段に見合った高級感と利便性があるため、自分へのご褒美や彼氏への誕生日プレゼントとして贈ると喜ばれると思います。
まとめ
- PITAKAのカーボンファイバーウォッチバンドは、デザインと機能性に優れたAppleWatchバンド
- ベルト長の調整は、動画を見ないと難しい
今回は、PITAKAのカーボンファイバーウォッチバンドを紹介しました。
光のあたる角度によって見え方の変わる独特な模様と光沢に高級感があり、ワンタッチで脱着もできるデザインと機能性に優れたAppleWatchバンドです。
AppleWatchバンドの中では高級な部類だと思いますが、値段相応にお洒落で使いやすいバンドなので、ダーク系のガジェットが好きな人は使ってみてはいかがでしょうか?